ウィーン国立音楽大学マスタークラス担当教授紹介

フルート

Jean-Michel TANGUY
ジャン-ミヒャエル・タンギー

ジャン=ピエール・ランパル、オーレル・ニコレに師事。1968~1972年、ベートーベン-ハレ・ボンオーケストラのフルートソロ奏者。1973年、フルート国際音楽コンクール(ジュネーブ)で受賞。1975年以降、ベルギーナショナルオーケストラのフルートソロ奏者。ソリスト、室内楽奏者として世界中でコンサートツアーを行う。1992年以降、ハイデルベルク-マンハイム音楽アカデミー(ドイツ)、コンセルバトワール王立音楽院(ブリュッセル)教授。国際的にマスタークラスを受け持つ。

Erwin Klambauer
エルヴィン・クラムバウアー

リンツの音楽大学でフルートとピアノを学び、ウィーンの音楽学校でW・シュルツと共に学ん だ。1990年から1992年までグスターフ・マーラー・ユースオーケストラにてフルート首席奏者を務める。1992年にはオーケストラ“sterreichische Bundestheater”のメンバーとなる。1993年にはウィーン・ラジオ・オーケストラのフルート首席奏者として活躍。多数のCDをレコーディングし、テレビやラジオにソリストとして出演。ヨーロッパやアジアでマスタークラスを指導する。現在ウィーン音楽学院大学のフルート教授。

Meinhart NIEDERMAYR
マインハルト・ニーダーマイヤー

父であるJ・ニーダーマイア、ハンス.K教授(ウィーン国立音楽大学)のもとに学ぶ。ソリストとしてヘルベルト・フォン・カラヤンとの共演でデビューとなる。ウィーンフィルハーモニーオーケストラのフルートソロ奏者。2003年までウィーン国立音楽大学教授を務める。国際コンサートツアー、ラジオ・テレビレコーディング、ヨーロッパ諸国、米国、日本にてマスタークラスを行う。賞歴:1982年、科学と芸術大十字勲章受賞。1985年、ザルツブルグにて勲章受賞。1987年、ウィーンフィルハーモニーオーケストラ名誉賞。

Barbara GISLER-HAASE
バーバラ・ギーズラー・ハーゼ

ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学にてフルートを学び、首席で卒業する。在学中から数々のオーストリア若手アーティストコンクールで優勝。室内楽コンクールではユーラシア・カルテットのメンバーとして受賞。1974年、プラハ国際フルートコンクールで受賞。同年、ウィーン音楽大学で教員を始める。それ以降、ソロやアンサンブル(フルートとギター、フルートとチェロとピアノ等)でコンサートを開催する。1983年、アンサンブル結成。コントラバスからピッコロ・フルートまでを含む珍しいアンサンブルとなる。このアンサンブルで8枚のCDをリリース、ラジオやテレビに出演。またイスラエル、エジプト、トルコ、イラン、インド、台湾、韓国、南アメリカ、ヨーロッパ諸国等、世界中でコンサートを行う。1984~85年、フルート製造に関する研究プロジェクトでも主要な立場となる。毎年、特別マスターコースを開催。現在はウィーン国立音楽大学教授。

クラリネット/サックス

Kurt Schmid
クルト・シュミット

ウィーン生まれ、R・イェッテルのもとウィーン大学で学ぶ。1963年よりNTOのクラリネットソリスト。1969年よりViennese musicにて勤める。1970年より指導経験を積み、1974年ウィーン音楽セミナー教授となる。1986年以降、作曲に焦点をあて、1993年、ウィーンクラリネットオーケストラの芸術監督、指揮者となる。またオーストリア、日本、韓国でもマスタークラスを受け持つ。1996年よりウィーン音楽セミナーの芸術部門副代表。1999年より交響楽団オラデアのディレクター、指揮者となる。2002年よりルガンスク・フィルハーモニック・オーケストラ芸術監督、正指揮者。2003年よりルガンスク音楽大学教授。2004年3月から、ルガンスク音楽大学にて名誉博士となる。

PETER SCHMIDL
ペーター・シュミ―デル

オロモウ(チェコ共和国)生まれ。 ウィーンの音楽大学にてルドルフ・イェッテル氏に学ぶ。1965年よりソロクラリネット奏者として"ウィーン国立歌劇場"と"ウィーンフィルハーモニー管弦楽団"オーケストラに在籍。1967年よりウィーン音楽大学にて後進の指導にあたる。1980年に教授に就任。多くのオーストリアと国際講習会の教授として活躍。2006-2010まで"ウィーン国立歌劇場の首席奏者"として活躍。

クラリネット

Kurt Franz SCHMID
クルト・フランツ・シュミット

J・M・ハウアー音楽大学で教授を行う。 “Zemlinsky Quintet Vienna” と “ Collegium Viennense”の創立メンバー。1977年以降ウィーンフォークミュージックにおいて“Wiener Terzett”で活躍、また1996年以降はGクラリネットにおいて多くのコンサートに出演。コンサート、ソロ演奏、クラリネットクィンテットで数多くのラジオ、テレビ番組、CD収録した。1977年以降、ウィーンの学校で芸術教育を行い、1995年以降ヨーロッパやアジアでマスタークラスを行っている。現在ウィーン国立音楽大学にてR・イェッテルとペーター・シュミードルと共に研究を行っている。

ホルン

Willibald Janezic

Geboren in Brandenberg, Tirol. Besuch der Volksschule und der Mittelschule Neunkirchen, NO. Matura. Studium an der HS fur Musik und darstellende Kunst in Wien.Hauptfach Horn bei Prof. Friedrich Gabler ab September 1963.Diplomprufung mit Auszeichnung am 28.06.1971. kunstlerische Tatigkeiten:Ab September 1967 im Orchester der Wiener Volksoper, ab September 1971 im Orchester der Wiener Staatsoper. 1975 Mitglied des Vereins Wiener Philharmoniker. Mitwirkung und Plattenaufnahmen u. a. mit dem Ensemble Wien-Berlin, Ensemble Wien. Lehrtatigkeit:Ab April 1977 Lehrtatigkeit an der HS fur Musik und darstellende Kunst in Wien als Assistent der Klasse Prof. Friedrich Gabler und ab 1991 auch in der Klasse von Prof. Roland Berger. Ab Marz 1995 Vertragslehrer. Seit 1. Marz 2000 Ordinarius fur Horn an der Universitat fur Musik und darstellende Kunst in Wien.

トロンボーン

WERNER HACKL
ヴェルナ―・ハックル

ヴェルナーハックル教授は、1942年オーストリアのクレムスに生まれる。教育アカデミーとウィーン音楽大学、トロンボーンのディプロマで学ぶ。オーストリアTonkuenstlerオーケストラ団員として活躍する傍ら、ウィーン音楽大学教授として活躍。数十年のアンサンブ活動を表彰され、現代音楽オーストリア協会の会長に就任。全世界からの音楽学生のためのマスタークラスで教授を歴任。ArtistsEnsembleVienna、ArtistsOrchestraViennaの指揮者と楽団指揮者の伝統的なwindmusicオリジナルKaiserjaegerのディレクターも務めている。コンサート、録音、ラジオ、テレビ放送はオーストリアはもとより世界中で知られている。