ロシア国立音楽大学モスクワ音楽院マスタークラス担当教授紹介

作曲

Vladislav Agafonnikov
ヴラディスラフ・アガフォンニコフ

9つのオペラ、2つのバレエ、交響曲と室内楽、合唱作品などを作曲している。その教え子にはS.Andrusenko、G.Pechenkin、D.Dianov、S.Fomina、M.Khorkova、U.Stratonitskaya、U.R.Ramires、A.Kogutなどが名を連ねる。若い作曲家たちのための多くのコンクールにおいて審査員を務める。

Yuri Kasparov
ユーリー・カスパロフ

モスクワ現代音楽アンサンブルのリーダーを務める。国際作曲家コンクール「グイード・ダレッツォ」にて第1位(イタリア 1989年)、アンリ・デュティユーにてグランプリ(フランス 1996年)、ペスカーラ音楽院名誉賞(イタリア 1999年)の受賞者である。その作品は、国内外を問わず多くの著名な団体やソリストによって、現代音楽のフェスティバルにおいて演奏されている。

Vladimir Tarnopolski
ヴラディミル・タルノポルスキー

ニュー・ミュージック・アンサンブルのためのスタジオと、モスクワ国際フェスティバル「モスクワ・フォーラム」の音楽監督を務める。ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(ロシア 1991年)、パウル・ヒンデミット(ドイツ 1991年)ロストルム(ユネスコ フランス 2001年)などで受賞。定期的にドイツ、スイス、オランダ、イギリス、アメリカ、オーストリア、スウェーデンで講義を行っている。その作品はヨーロッパやアメリカの現代音楽国際フェスティバルにて数多く演奏されている。

音楽学

Marina Karaseva
マリーナ・カラショーヴァ

新しいソルフェージュ法を体系化し、20世紀の音楽様式を基礎付けた。刊行物の中に「現代の聴覚訓練」(モスクワ 1996年)、専攻論文の中に「ソルフェージュ ―聴覚訓練の精神技術― 」(モスクワ 1999年)などがある。また、「アート・セルフモデリング」と名付けられた、音楽家のための訓練コースを作り、ロシア、ヨーロッパ、日本の多くの都市で聴覚訓練と芸術的創造性促進のためのセミナーやマスタークラスの指揮を取っている。