スイス国立チューリッヒ芸術大学教授によるマスタークラス担当教授紹介

オーボエ

LoisePellerin
ルイス・ペレリン

モントリオール音楽院、フライブルグ音楽大学を最優秀で卒業したカナダ人である彼女は、チューリッヒ室内管弦楽団、ケルンWDRシンフォニーオーケストラ、カメラータベルンなどと共演し、ヨーロッパ、カナダでの国際コンクール審査員となる。そして、チューリッヒ、アテネ、ベルリン、ロンドン、ルツエルン、モントリオール、ニューヨーク、パリ、東京、ローマ、ザルツブルグの音楽祭に招聘され、Andras Schiff,Leonidas Kavakos,Heinz Hollinger,Radovan Vlatkovicと共演する、また演奏ツアーではアメリカ合衆国、ヨーロッパ、アジアにて行う。現在はチューリッヒ音楽大学教授であると共に、カメラータ ザルツブルグのソロオーボエニストとしても活躍。

クラリネット

Fabio Di Casola
ファビオ・ディ・カソラ

1998年にジュネーブでのスイス最優秀音楽家賞を受賞し、1991年Winterthur市立管弦楽団ソロクラリナッティストとなる。Evianでのフェスティバルでその才能をMstislav Rostropovicに発掘される。HeinzHolligerはSandor Veressのソロクラリネッティストとして抜擢され、1995年にはMikhail Pletnevの指揮の下ロシア 国立オーケストラでのソリストを務める。ジュネーブでのCIEM国際コンクール第一位、Stresa現代音楽国際コンクール第一位、Prix SuisseのGrand Prix Patek Philippe第一位。

ユーフォニアム

Thomas Ruedi
トーマス・リュエディ

1969年スイス、ベルン生まれ。11歳で ユーフォニアムを始める。幼少の時から様々な学生コンクールで優勝するなど頭角を現した。1990年から95年までイギリス、シェフィールド大学でユー フォ ニアム、指揮、作曲、編曲を学んだ。学生時代はイギリス国内の著名金管バンドでも活躍した。ソリストとして世界中のオーケストラ、吹奏楽団、金管バンドなどと共演、またソロリサイタルや室内楽のコンサートを精力的に行っている。A. Dubach, S. Carolino, P. MacCannなど世界中の優れた共演者からインスピレーションを受け様々なプログラムに取り組んでいる。演奏家としての活動のほか、Musikhochschule Luzern、Hochschule der Kunste Bernで教授としてユーフォニアム、室内楽の指導にあたっている。また世界各地でもマスタークラスや個人レッスンなどを行っている。ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジアなど世界中で精力的に活動。1999年ミュンヘンで開催されたEuropean Solo Championships for brass playersでの優勝を始め、数々の国際コンクールでの入賞歴がある。これまでに「Elegie」,「Synthesis」2枚のCDをリリースしてお りいずれも話題になっている。チューリッヒ・トーンハレ交響楽団を始めスイスの著名なオーケストラでの客演も務めている。