【インタビュー】2022年9月3日(土)門脇麻里子 上松克年デュオ・リサイタル

【インタビュー】2022年9月3日(土)門脇麻里子 上松克年デュオ・リサイタル

2022年9月3日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで門脇麻里子 上松克年デュオ・リサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて門脇麻里子さん・上松克年さん・石川夏子さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

門脇さん:聴きに来てくださるお客様に喜んでいただけますよう、努めたいと思います。

上松さん:初めてリサイタルを行ったのが2019年伊・ヴェネチアでした。今回は日本での初リサイタルを行う機会に恵まれ、とても嬉しく思っています。クラシック音楽初心者の方でも楽しめて親しみやすく且つ濃いプログラムを素敵な共演者の方々とお送りします。お客様に楽しんで頂ける様に頑張りたいと思います。

石川さん:新型コロナウィルスの蔓延や恐ろしい戦争など、大変不安定な世界情勢が続く中、お客様の前で演奏できますことに大変感謝しております。お越し頂きましたお客様に少しでも「心安らぐひとときであった」と思って頂け ますよう、心を込めて演奏致します。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

門脇さん:私がソロで演奏する2曲は、どちらもよく知られている名曲です。ドイツ語の歌 「歌の翼に」はシンプルながらも甘美で幻想的なメロディーが魅力的で、オペラアリア「今の歌声は」は楽しげなコロラトゥーラの技巧が音楽を晴れやかに飾っています。

上松さん:リサイタル前半は18世紀に作曲された数ある近代歌曲の作品の中から日仏独伊それぞれの国の代表的な名曲たちをお送りします。後半は僕の大好きなイタリアの 作曲家ロッシーニのオペラ作品より序曲や名アリア・重唱を演奏します。

石川さん:今回はロッシーニのオペラ作品や、様々な国の近代歌曲を演奏致します。沢山の色彩を感じて頂けましたら幸いです。

あなたにとって音楽とは何ですか。

門脇さん:生活の一部です。人が食べて寝てまた起きるのと同じように、常に音楽がそばにあります。また人が感じたことを言葉で全て表すことには、どの言語であっても限界がありますが、言葉を音楽にのせることで、その言葉以上の意味を人に伝え てくれます。なので音楽はコミュニケーションを助けてくれる手段とも言えるか もしれません。

上松さん:国内外の様々な人たちとの交流するきっかけとなり自分の世界を広げてくれて、 また自分を成長させてくれる掛け替えのない存在です。

石川さん:子どもの頃からのお友達。

演奏会情報

2022年9月3日(土)門脇麻里子 上松克年デュオ・リサイタル
会場:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:17:30開演(17:00開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

門脇麻里子
Mariko Kadowaki メゾソプラノ

東京藝術大学声楽科及び同大学院声楽専攻を卒業。オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学修士声楽科を審査員満場一致の最高得点を得て首席卒業。2019年チェコのプラハで行われた第39回国際Duschekコンクールにて第2位。これまでに新井美絵、佐々木典子、バーバラ・ボニー各氏に師事。

上松克年
Katsutoshi Uematsu テノール

東京音楽大学声楽専攻卒業。卒業時に成績優秀者演奏会出演。二期会オペラ研修所修了。伊・ミラノに留学。これまでオペラではモーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》フェランド、ドニゼッティ《連隊の娘》トニオなどを演じる。声楽を小林彰英、武田正雄、吉田浩之、大木太郎、ニコラ・パミーオの各氏に師事。

石川夏子
Natsuko Ishikawa ピアノ

東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業。同大学院器楽専攻鍵盤楽器研究領域(伴奏)修了。第14回北関東ピアノコンクール大学生Sの部第1位受賞。併せて朝日新聞社賞受賞。他受賞多数。合唱団や声楽の伴奏ピアニスト、オペラプロダクションにて音楽スタッフを務める。

曲目

第1部 《近代歌曲の肖像》
服部正:『野の羊』
トスティ:『最後の歌』
メンデルスゾーン:『歌の翼に』
マスネ:『君の青き瞳を開け』

第2部 《ロッシーニのオペラ》
歌劇《チェネレントラ》より 序曲リサイタルアレンジver. , “この胸のときめきは…”           
歌劇《セビリアの理髪師》より “今の歌声は”
歌劇《チェネレントラ》より “かならず見つけ出す!”