小柳茉穂さん(プロフェッショナルの部第1位)第10回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー
- 2024.05.16
- コンクールオーディション
- インタビュー, 東京国際ピアノコンクール
第10回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー
小柳茉穂 プロフェッショナルの部 第1位
S.プロコフィエフ/ピアノソナタ 第8番 「戦争ソナタ」 変ロ長調 Op.84 第3楽章
7歳よりピアノを始める。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)、桐朋学園大学卒業。
第4回 桐朋学園全国ジュニア音楽コンクール 高校の部 第2位(最高位)、第16回 八潮市新人オーディション 最優秀賞 (八潮市長賞)、第31回 ヤングアーチスト ピアノコンクール Gグループ 銀賞(最高位)
学内成績優秀者によるStudent Concert、大学ピアノ専攻卒業演奏会に出演。
これまでに鈴木幸子氏、髙須久子氏に師事、現在朴久玲氏に師事。
現在、桐朋学園大学カレッジ・ディプロマ1年に在籍。 桐朋学園大学附属子供のための音楽教室研究員。
Q.入賞されたお気持ちを聞かせてください。
――とても短い期間しか取り組んでいない曲でしたので、まさか1位をいただけるとは思っておらず、最初に点数表を見た時は自分が入賞している事に気がつきませんでした。
はじめてステージで演奏した曲が評価していただけて嬉しかったです。
Q.本選での選曲について、選曲理由、作品の聴きどころについてお聞かせください。
――本選では、プロコフィエフのピアノソナタ 第8番 「戦争ソナタ」の3楽章を演奏しました。
これまでに1度もプロコフィエフの作品を弾いた事がなかったので、勉強してみようと思い取り組みました。
1つの楽章の中でも次々と変化する情景や色がとても魅力的なので、それらをさらに表現出来るように深めたいと思います。
Q.より良い音楽、演奏のために普段から心がけていることはありますか。
――睡眠や休憩、遊びなどでピアノから離れている時間も大事にしています。 身体的に疲れていると練習に身が入らないですし、心が疲れている時は表現力が乏しくなるように感じてしまうので適度な休みを大切にしています。
音楽から離れてリフレッシュする事で、視野を広く保つ事も、表現力を養う上では大事だと思っています。
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