2015年9月26日(土)新妻友機ピアノ・リサイタル【インタビュー】

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2015年9月26日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
新妻友機ピアノ・リサイタル が開催されます
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
新妻友機さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のために
このブログを書かせていただきました。
 
【新妻友機さん】
麻布中学・高校、東京大学卒業。
これまでにピアノを、諸隈まり、広瀬宣行、黒岩悠、山本貴志、ケマル・ゲキチ、ディーナ・ヨッフェの各氏に、指揮をアントン・トレムメル氏に師事。
第23回日本クラシック音楽コンクール入賞、第24回ペトロフピアノコンクール入賞。
深い表現力には定評があり、「音楽を自分の言葉でゆとりをもって表現できる卓越した才能」(音楽プロデューサー)、「確かなテクニックに支えられた、情熱的でありながら繊細な演奏。その美しく透き通るような音色は聴衆の心に直に迫ってくる」(演奏家)等、高い評価を得ている。
現在は、ソロリサイタルや室内楽公演の開催、ソリストとして多くのオーケストラとコンチェルトを共演するなど、精力的に演奏活動を行っている。 新妻友機オフィシャルウェブサイト
niitsuma
  
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 このたびは東京国際芸術協会様よりリサイタル開催の機会をいただき、とても嬉しく思っております。今回の会場である日暮里サニーホール・コンサートサロンは、これまでに私がリサイタルをやらせていただいた中でも最もコンパクトなホールですので、それこそ名前の通りサロンのように、お客様一人ひとりの存在をとても近くに感じて演奏することができるのではないかなと、楽しみでもあり緊張感もあり、といった気持ちです。ここ最近はコンチェルトや室内楽の公演が多かったので、久しぶりのソロでのリサイタル、気合十分で臨みます!
 
・演奏される曲の聴き所などを教えてください。
 今回は、バッハからラヴェルまで幅広い時代と地域の作品を取り上げました。一口にクラシック音楽と言いましても、その中身は実に多種多様。バッハの数学的とも言えるような緻密な構成・響きに対して、ラヴェルはこれぞフランス印象派!というような軽妙洒脱でユーモラスな音楽ですし、ロマン派の作曲家たちは自分の内から湧き出る感情をそのまま楽譜に書き起こしたかのような情熱的な音楽です。そういった作曲家それぞれの個性を弾き分けて、一晩の公演でクラシックの色々な魅力を皆様にお伝えできれば、と思っております。
 
・あなたにとって音楽とは何ですか。
 私にとって音楽はある種の言葉のようなものです。世の中にはどんな言語でも語ることのできないものがたくさんあって、そんなとき私は音楽の力を借りて、語り得ぬ何物かを表現しようとします。以前、「正しい」演奏とはどのようなものか悩み袋小路に迷い込んでしまったことがあったのですが、そんなものはないんだ、もっと自分自身の言葉で歌っていいんだ、と気付いたとき、私はようやく自由になることができました。今回のリサイタルでも、私らしい、私ならではの音楽を皆様にお届けすることができれば幸いです。
 
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場所: 東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
 
時間: 17:30開演(17:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
プログラム:
J.S.バッハ:トッカータ ト長調 BWV.916 
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 op.35-2
ラヴェル:道化師の朝の歌
ラフマニノフ:音の絵 op.39-5
ショパン:舟歌 op.60
 
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