【インタビュー】2026年4月18日(土)佐々木美月&活田莉奈 デュオリサイタル~Fioritura~
2026年4月18日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで佐々木美月&活田莉奈 デュオリサイタル~Fioritura~を開催いたします。リサイタルに向けて佐々木美月さん、活田莉奈さん、荒木優里さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
佐々木:今回、この様な機会を頂戴し、大変有り難く、そして嬉しく思います。
今回は大学の学部時代同期だった活田さん、荒木さんと演奏できるということで、とてもワクワクしております!このリサイタルのタイトルをイタリア語で「開花」の意味がある “Fioritura” としました。開花の季節、4月に開催することに加え、私たちの音楽で来てくださる皆様の心に、様々な花を開花させられたら良いなと思い、命名いたしました。まだまだ勉強中の私たちですが、私たちなりの音楽を、今の私たちだからできる音楽をお届けできたらと思います。
活田:今回のコンサートはソプラノとメゾソプラノという異なる女声2声の色彩や響きを味わっていただく時間になればと思っています。それぞれが持つ個性や音色の違いを大切にしながら、デュオでしか表現できない会話のような音楽を目指して演奏します!学部の同期ということで、息のあった演奏をお楽しみください!
荒木:学部1年生の頃から伴奏させていただいている佐々木美月さんと、演奏会では今回初めてお供する活田莉奈さん。素敵な2人の音楽を支えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!
演奏する曲の聴き所などを教えてください。
佐々木:今回は第一部に歌曲の演奏を、第二部にオペラアリアの演奏をお届けします。
第一部では、それぞれ勉強している曲に加え、春にまつわる曲を演奏いたします。春の訪れが嬉しくてたまらない曲、愛する人と別れ過去を懐かしむ曲、厳しい冬からの解放を喜ぶ曲など、様々な表情の春をお楽しみください。
第二部で私は2人のヒロインのアリアを演奏いたします。1人は自分へ向けられた愛の歌に喜び、1人は裏切りを隠したまま愛する人と結ばれる運命を嘆きます。2人とも恋をしていますが、その境遇は正反対。ぜひお楽しみ下さい。
また、今回は二重唱も数曲演奏いたします。ソプラノとメゾソプラノの響きのハーモニーをどうぞお楽しみくださいませ!
活田:今回私がソロで演奏する曲は、春を意識した曲となっております。日本語の『すてきな春に』は、ある日突然芽生えた恋心を春の訪れになぞらえて歌われる作品です。きっと誰もが共感できて、あたたかい気持ちになれるのではないでしょうか。それから、「ワルツの王様」と称されるヨハン・シュトラウスⅡ世作曲の『春の声』、オペレッタ《こうもり》からアデーレのアリアをお届けします。どちらもワルツ特有の華やかさと躍動感のある音楽で、思わず踊りたくなってしまうような明るい曲です!皆様がきっと一度は耳にしたことのあるアリアもご用意しておりますので、楽しんでお聴きください!
荒木:全体的に非常に聴きごたえのある演奏会となりそうですが、やっぱり重唱は個人的に楽しみでもあります!2人の親和性ある声で、美しいハーモニーをお楽しみいただけるのではないかと思います。ソロ曲もそれぞれの持ち味を活かせるものばかりで、選曲時からいいなと思っていました。2人のキャラクターを引き立たせることができるよう頑張ります。
あなたにとって音楽とは何ですか。
佐々木:人生になくてはならないもの、そして生き様です。これまで辛い時に何度も音楽に救われてきましたし、楽しい時にも音楽が常に一緒でした。また、やはりその人の演奏する音楽にはその人がこれまでどう生きてきたか出ると思います。私は普段演奏している際、まるで赤裸々に自分の人生について語っている様な、心の奥底まで全てを見られている様な感覚になります。人によって演奏の仕方や聴いた時の解釈が異なることがあるのは、それが1つの要因で、それこそが音楽をより味わい深いものにしているのだと思います。
活田:私にとって音楽とは、私の身体を構成する細胞の一部と言っても過言では無いほど大切な存在です。幼い時から音楽に触れ、様々な形で今日まで音楽を楽しんできました。嬉しい時や幸せな時はもちろん、落ち込んでいる時や心が揺れる瞬間にも音楽はいつも私を支えてくれました。歌うことは、自分自身と向き合う時間であると同時に誰かと心が繋がる手段でもあると思います。聴いてくださる方が幸せな気持ちになれる演奏ができるように、これからも音楽と向き合い続けます!
荒木:私にとって音楽は、それを通して自分自身や周りの人間・世界を理解できるものです。ある音楽を聴くと、これまでの人生で味わってきた喜びや苦しみを追体験することができ、自分の生き方を丸ごと肯定してもらっているような気持ちになります。またある音楽は、自力では獲得し得ない新しい視座を与えてくれ、日々の生活を豊かにしてくれます。
演奏会情報
出演者

佐々木美月
Mizuki Sasaki、Mezzosoprano
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。岩手声楽研究会準会員。第92回東京国際芸術協会新人演奏会オーディションに合格、併せて奨励賞を受賞。第92回東京国際芸術協会新人演奏会に出演。NovantaQuattro第7回公演「フィガロの結婚」にケルビーノ役で出演。これまでに声楽を鈴木たたえ、佐々木正利、菅英三子、佐藤恵津子の各氏に師事。

活田莉奈
Rina Katsuta、Soprano
横浜市立南高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時に佐々木成子賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。現在、同大学大学院修士課程オペラ専攻に在籍。第74回全日本学生音楽コンクール東京大会高校生の部入選。
Kaleid’opera第1回公演「愛の妙薬」ジャンネッタ役で出演。

荒木優里
Yuri Araki、Piano
愛知県岡崎市出身。愛知県立岡崎高等学校、東
京藝術大学音楽学部楽理科卒業。現在、同大学音楽研究科音楽文芸分野修士課程在学中。びわ湖ホール阪哲朗オペラセミナーI受講生。これまでに《コシ・ファン・トゥッテ》《椿姫》《愛の妙薬》等の稽古ピアノを担当。ピアノを宮脇恵子、細川智美の各氏に師事。
曲目
E.ショーソン:2つのデュエット Op.11 《夜》《目覚め》
小林秀雄:演奏会用アリア「すてきな春に」
J.シュトラウス二世:春の声、オペレッタ「こうもり」より“私の侯爵様”
L.ドリーブ:歌劇「ラクメ」より“花の二重唱”
E.フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より “お兄ちゃん、一緒に踊りましょう”
G.ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」より “ああ、私のフェルナンド”
G.ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」より “今の歌声は”
他
-
前の記事
【インタビュー】2026年4月19日(日)玉置渚&堀川愛夏 デュオリサイタル 2026.02.20
-
次の記事
記事がありません
