八幡達さん(声楽部門中学生の部第1位)第50回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

八幡達さん(声楽部門中学生の部第1位)第50回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

第50回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

八幡達 声楽部門中学生の部 第1位

G.B.ペルゴレージ/「奥様女中」より 私のおこりんぼさん
G.プッチーニ/「ジャンニ・スキッキ」より お父様にお願い

Q.音楽を始めたきっかけ、当コンクールに参加したきっかけを聞かせてください。

――兄がやっていた影響で、5歳頃からヴァイオリンを始めました。小学3年生頃からコンクールに出るようになり、順調にいろんな賞をいただいたのですが、中学受験期に入って練習量が減ってしまいスランプに陥りました。そんなときたまたまピアノ伴奏の先生に誘っていただいて出た発表会が、その先生の奥様(声楽家)の発表会と合同で、楽しそうに歌う沢山の生徒さんを見ました。もともと歌うことが好きだった(カラオケも大好きです!)ので、気晴らしに歌でも習ってみるか〜と始めました。習ってしばらくして声がクラシック向きだと言われ、イタリア歌曲を歌うようになりました。はじめは1週間に1回のレッスンでも多いなと思うくらいだったのがどんどん楽しくなってしまって、今では声楽沼にはまっています。

Q.演奏するときに気をつけていることを教えてください。

――楽しむこと。それだけです。日々の練習ではたくさんのことを気をつけながら歌いますが、最後は気持ちを音に織り込みます。自分の心の引き出しに入っているものを総動員して、自分自身の心を震わせるのです。これが正しい方法かどうかはまだ勉強途中なのでわかりませんが、音楽を人前で奏でるなら、聴いている人の心を動かしたい。そのためにはまずは自分自身が心を動かし、それを楽しむことを一番大切にしています。でも先生からは冷静さを求められることが多く、冷静と熱情のあいだで揺れていることが多いのが現実です。

Q.あなたにとって音楽とは?

――私の人生を豊かにし、彩るものです。音楽をやっていると、正直つらいときもたくさんありますが、音楽が好きという気持ちが無くなったことは一度もありません。音楽は人間が生きるために物理的に必要なものではありませんが、たった一度の人生で私を最大限に生かし最後まで豊かに生き切るには、私には絶対不可欠であると思っています。