全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

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第36回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール 審査員所感

 

東京国際芸術協会会長、東邦音楽大学特任教授太田幸子先生から総評をお寄せいただきました。今後コンクールにご応募を予定していらっしゃる親御様、御本人、また生徒の参加を予定していらっしゃる先生方への貴重なメッセージとなっております。

総 評

桜の開花宣言と共に、第36回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会が開催され、熱演が繰り広げられました。今大会では総数約1700人がエントリーされ、大きく成長しております。ここに関係者を代表致しまして厚く御礼申し上げます。

今回、小学生中学年(3年生、4年生)の部門を聴かせて頂きました。現在小学生を三部門に分けており、この部門は一番格差が表れるセクションだと思います。体格も中学生、高校生かと思われる方、又足台が必要な方等、それにつれて、手の大きさ、音量等の違いも出ており、審査として難しい部門でもあるかと思いますが、当日、77名が参加され、練習を重ねて準備が良く出来ておりました。音楽の構築性、音楽的表現、テクニック等、小学生とは思えない演奏もあり、将来が期待できる方々も多く、最近の小学生のレベルの高さを感じます。

演奏上の心掛けとしては、曲の出だしが特に大事です。気持ちを落ちつけ、イメージを持ち、拍子をとってから弾き始めて下さい。テンポの安定性、細かい音のミスもなくなり、魅力ある演奏に繋がるでしょう。

芸術は、厳しく、長いスパンが必要であり、直ぐに結果を求めるものではありません。周りの方々で温かく見守って頂きたいと思います。

現代は、生涯学習の時代と言われ、第二の人生に向け、資格を取得したり、舞台に立つ夢を強く持つ方、又ボランティア活動を通して、音楽の発展に寄与し、シニアの方々の音楽に対する情熱と努力が社会を繁栄しております。東京国際芸術協会主催の愛好者部門、又各種コンサート等に参加される事をお勧め致します。

次回も皆様のご健闘をお祈り申し上げます。コンクール開催にあたりご尽力頂きました先生方、スタッフの皆様に、心より御礼申し上げます。

太田幸子
東京国際芸術協会会長、東邦音楽大学特任教授

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