全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

40th
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第29回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール参加者の声Voice of participants

全日本ジュニアクラシック音楽コンクールで入賞された方よりメッセージをお寄せいただきました。※一部を抜粋して掲載しています。

ピアノ部門 中学生の部 第1位 大谷内映さん

このコンクールに参加しようと思ったきっかけを教えて下さい。
――一番の理由は他のコンクールに比べ演奏規定時間が長いことです。中学になると一つの曲が長くなってくるので、規定時間が短いと曲を選ぶときに迷ってしまいます。今回演奏したショパンの「舟歌」も9分ぐらいかかるので途中でカットされてしまうと一番素敵な部分を演奏することができません。でも、当コンクールでは予選でも8分、本選全国大会ともに10分以内なので、曲選びの幅も広がり今回も大曲に挑戦することができました。

演奏するときに気をつけることはなんですか?
――いつもの練習の成果が出せるように心がけています。でも、ホールの大きさやピアノの種類、調律によっても音の響きがまったく異なってしまうので、その日演奏するホールやピアノのコンデションに合わせて弾き方を変えるようにしています。たとえば、ピアニシモの音量が大きいと思ったらソフトペダルを使い、メロディーが足りないと思ったらソプラノを多めに出すようにしています。聴いてくださる方にどう聴こえているか 常に考えて演奏しています。

これからコンクールを受ける人に一言お願いします。
――私は毎年軽井沢ミュージックサマースクールに参加していますが、終了式のときにハープの井上久美子先生が必ずおっしゃる言葉があります。その言葉は『1000回の練習より1回の本番、どんなに練習で弾けていても本番ではいろいろあります。あって当然でそこで学ぶこと。』この言葉を念頭に置き臨んでいます。皆さんもコンクールで本番をたくさん重ねより良い演奏に近づけるよう応援しています。

ピアノ部門 高校生の部 第1位 天野穂乃香さん

音楽を始めたきっかけと、このコンクールに参加しようと思ったきっかけを教えて下さい。
――音楽を始めたきっかけは、小さいころから音楽教室に通っており音楽が大好きになったからです。全日本ジュニアクラシック音楽コンクールは自由曲で受けられるので、今練習している曲で挑戦することができます。私は今年受験生なので、ステージに立って演奏できるとてもよい機会だと思い、コンクールを受けました。

コンクール当日の思い出をお聞かせ下さい。
――本番はよい緊張感を持って演奏することができました。曲を表現することに集中し、一つひとつの音を味わいながら、聴いて下さる方に私の音楽を届けたいという思いで演奏しました。演奏中は心から楽しく、あっという間だった気がします。また、同年代の方たちの演奏を聴くことは、とても刺激になり頑張ろうという気持ちになりました。

今後の目標はなんですか?
――今、目標としているのは、体の使い方、脱力をより研究し、もっと楽に響く音をつくることです。また、聴いてくださる方を私の音楽で癒したり、感動させたり、そんな演奏ができるような音楽家になりたいです。今後も努力を惜しまず、日々精進していきたいと思います。

弦楽器部門 中学生の部 第1位 高橋愛輝さん

このコンクールに参加しようと思ったきっかけを教えて下さい。
――最初はこのコンクールで3位以内に入るとディズニーのチケットが貰えるということにとても魅力を感じて、受けてみようと思いました。しかしそれだけでなく、審査員の先生方から的確なアドバイスもいただくことができるので、そういった点もいいなと感じました。

演奏するときに気をつけることはなんですか?
――僕は演奏直前になると、とても緊張して全身に力が入ってしまったり、足が震えてしまったりすることがよくあります。それが原因で、自分の思っていた表現ができなかったり、指が滑って音程を外してしまいがちなので、舞台袖では軽く体操をしたりして、体の力が抜けるようにしています。そしてリラックスして弾けるように、演奏についてはあまり考えないようにしています。舞台に上がってからは、できるだけ体を大きく使って、のびのびと演奏ができるように心がけています。

将来はどんな音楽家になりたいですか?
――より高度なテクニックや音程の正確性を身につけて、どのような状況の中でも自分の表現したいことを精いっぱい出せる演奏をすることが今後の目標です。そして、僕の演奏がまた聴きたいと多くの聴衆から共感を得らえる演奏家になりたいと思います。

弦楽器部門 中学生の部 第1位 山口絢さん

コンクール当日の思い出をお聞かせ下さい。
――こちらのコンクールでは昨年2位を頂きました。今回は順位を落としたくないというプレッシャーと自分なりの覚悟で臨みました。今回挑戦したパガニーニの協奏曲は難曲と言われています。テクニックに偏ってしまいがちな曲でもあるので、全国大会では音楽的にも丁寧な演奏を心がけました。

これからコンクールを受ける人に一言お願いします。
――自分の力を試すためにコンクールを受けることは良い経験になると思います。曲を弾くだけではなく、舞台マナーや気持ちのコントロールの方法など普段試せないこともできると思います。またこちらのコンクールは自由曲なので、その時に勉強している曲で参加でき自分の課題や問題点に気がつくきっかけになるのではないでしょうか。審査員の先生方の的確で温かい講評は、私にとっては大切な手紙のようなもので何度も読み返します。講評を頂けるのもコンクールならではなので、是非受けてみてほしいです。

今後の目標はなんですか?
――おそらく学生の間は、コンクールなどできちんと整った演奏、完璧な演奏を求められると思います。将来的には、技術に加えバイオリンを通して聴いて下さる方々の心に自分の想いを届けることができるような音楽家になりたいです。

弦楽器部門 高校生の部 第1位 三枝真子さん

ヴァイオリンを始めたきっかけはなんですか?
――2歳のときに、ディズニーランドでミニーちゃんがヴァイオリンを弾いているのを見て、ミニーちゃんが大好きだったので、同じ楽器をやりたくなりました。練習その他が大変だからと両親は習うことに反対でしたが、小さいながらも1年以上お願いし続けて譲らなかったそうです。

このコンクールに参加しようと思ったきっかけを教えて下さい。
――このコンクールはコンクールの少ない春に勉強のため受けてみたことがきっかけで、2年ぶりになりますが、今回夏も受けてみました。

今後の目標をお聞かせ下さい。
――歳をとるまでずっと練習し続けて、なだらかで少しずつでも成長し続けられるような音楽家になりたいです。

あなたにとって音楽とはなんですか?
――努力する過程、演奏すること、聴くこと、その時代を想像すること、全て好きで楽しいと思えることが、私にとっての音楽です。

弦楽器部門 高校生の部 第1位 調雅子さん

ヴァイオリンを始めたきっかけと、このコンクールに参加しようと思ったきっかけを教えて下さい。
――私がヴァイオリンを始めたのは、通っていた幼稚園にヴァイオリン教室があったからです。またヴァイオリンも父が子供の頃に趣味で習っていた時のものがあった為、母に強引に勧められたようです。このコンクールは予選、本選共に日程も会場も候補が沢山あり、また審査員の先生もハッキリわかっているので、自分のスケジュールに合わせることが出来、興味のあるホールや講評をいただきたい先生を こちらから選択出来る所が有難いと思いました。

コンクール当日の思い出をお聞かせ下さい。
――全国大会の数日前に他のコンクールで良い結果が出ず、とても気落ちして自信を無くしていました。気持ちが前向きになれず出場辞退も考えましたが、母の「失うものもないのだから自由に弾けば」というアドバイスで出ることにしました。結果1位をいただけたことが自信になりましたので、このコンクールに感謝しています。

演奏するときに気をつけることはなんですか?
――まだまだテクニックが未熟な為、基本的な姿勢やボーイングに気をつけています。また、どんな時も美しい音にこだわりたいと思っています。

今後の目標はなんですか?
――今後沢山の作曲家の曲を勉強し、レパートリーを増やしながら色々なコンクールにもチャレンジして 自分の可能性を試してみたいと思います。海外にも目を向け、語学の勉強にもウエイトを置きたいです。またソロだけでなく、コンスタントにオーケストラや室内楽の経験もしなくてはと思います。まずは残りの高校生活を大切に、学校行事にも積極的に参加しながら過ごしたいです。

金管楽器部門 高校生の部 第1位 礒島史斐さん

演奏するときに気をつけることはなんですか?
――演奏するときに気を付けていることは、呼吸の循環です。やはり緊張をしていると呼吸が浅くなってしまいがちです。会場では音だしよりも普段から実行しているストレッチを軽く行って身体をリラックスさせる事を優先的にしました。そうすると自然と呼吸も深くなっていき、落ち着いて演奏することが出来ました。

今後の目標をお聞かせ下さい。
――テクニックや表現を磨くため、基礎力を高めていきたいです。また、自分が楽しかったと思える演奏が出来るようになりたいです。自分がそう感じることが出来たら少しでもその気持ちは聴いて下さっている方に伝わるのではないかと思います。ただ簡単な事ではないと思うので、そのような演奏が出来るよう努力していきます。

あなたにとって音楽とは何ですか?
――友達です。楽しい時も、辛い時も、どんな時でも一緒で、音楽のお陰で成長する事が出来ます。だから、自分にとって音楽は友達みたいなものだなと思います。これからも音楽と親友になれるよう長く付き合っていきたいです。