全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

40th
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第38回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール参加者の声Voice of participants

全日本ジュニアクラシック音楽コンクールで入賞された方よりメッセージをお寄せいただきました。※一部を抜粋して掲載しています。

弦楽器部門 大学生の部 第1位 清水里彩子さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――両親がクラシック音楽が大好きで、幼い頃から家の中ではいつもクラシック音楽のCDやDVDが流れていました。オーケストラの中で華やかに旋律を奏でるヴァイオリンに憧れ、5歳のときに習い始めました。こちらのコンクールは、予選・本選・全国とそれぞれ違ったホールで弾くことができ、また曲も自由に選んでエントリーすることができるので、非常に勉強になりました。

演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――その場の空気を感じて演奏するということです。家で練習しているときとホールで弾くときとでは全く響きが違いますし、予選・本選・全国で演奏させていただいたホールもそれぞれ響きの特徴や客席の雰囲気なども違いました。その場の空気に応じて瞬時に弾き方を変えるのはとても難しいことですが、その日その場所でしか出来ない演奏をお届けしたいという気持ちで、本番に向き合っています。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――舞台の上はいつも出来ていることが出来なくなってしまう場所でもあるけれど、いつも出来ないことが出来るようになる場所でもあると、私は思っています。コンクール当日は緊張するかもしれませんが必ず何か新しい発見があると思うので、楽しんで挑戦することが大事ではないかと感じています。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――ソロももちろんですが、アンサンブルの中で長く弾いていける奏者になりたいと思っています。ヴァイオリンだけでなく他の楽器ともコミュニケーションを取り、幅広く勉強をし、一人では作り出せない音色の融合を楽しみながら活動していくことが目標です。

ピアノ部門 高校3年生の部 第1位 阿形理央さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――父と母が音楽家で、いつもまわりに音楽が溢れていたので、音楽や音がある生活が僕にとってはごく自然なことでした。2歳頃には、どこに行くにもポストホルンを肩から斜めにかけて持ち歩いて吹いたり、音楽に合わせて指揮をしたり、ピアノを弾いたり…。楽譜を読んでピアノを弾くことを始めたのは5歳の頃です。僕にピアノや音楽を教えてくれたのは母で、音楽高校に進むようになって様々な先生との出会いがありましたが、母は今でも僕の先生です。
このコンクールを初めて受けたのは中学2年生の冬で、その頃教えていただくようになった先生に、音楽的な演奏を正当に評価してくれるコンクールだと薦められたことがきっかけです。

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――大好きな作曲家の一人であるベートーヴェンのソナタを演奏したので、本番は余計なことは全て忘れて(もちろん、どの作曲家の曲を演奏する時もそうあるべきなのですが…僕の場合は特に好きな作曲家の曲を演奏する時はそのようになることが簡単です)、音楽に没頭することができました。
演奏するときに気をつけることはたくさんあり、また、たくさんの要素に耳を傾ける必要がありますが、僕の好きなピアニストの1人であるエミール・ギレリスが、"全ては音楽だ"と言っているように、本番では、耳を澄ましている様々な要素が音楽という一つの存在になっていることを感じて、音楽に耳を傾けることを大切にしています。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――レッスンで大変だと思ったことはありません。先生と音楽について話し合い、考えを深めていくので、大変というよりは、むしろ、自分が成長していく楽しみがあります。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――僕が5歳の時に初めてコンクールを受けた時から、コンクールについて母からいつも言われていたのは、「コンクールで1位になるために演奏するのではなく、音楽と向かいあい、最高の音楽を演奏することだけを考えること。その曲を作ってくれた作曲家が微笑んでくれるように…ね。」ということです。僕はそのことを大切にしています。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――これまで、バッハ、ベートーヴェン、シューベルトの作品を中心に学んできたので、今後は、それらの作曲家の作品を更に学びながら、ブラームス、シューマンの作品を学んでいきたいと思っています。そして、さらに音楽に対する理解を深め、一生かけて成長し続ける音楽家でありたいですし、音楽を何よりも大切にする音楽家になりたいです。

あなたにとって音楽とは?
――僕にとって音楽は人生そのものです。喜びであり、悲しみであり、慰めです。音楽は全てを忘れさせてくれ、心を清めてくれる存在です。僕はいつも音楽と共に成長しています。音楽に向かい合って様々なことを考えていくと、まるで宇宙の神秘をのぞくかのような美しさの中に驚きと発見があり、人として生きていくことの意味や歩むべき道さえ示してくれるのです。音楽は僕にとってかけがえのない存在です。

ピアノ部門 高校2年生の部 第1位 嵓仁実さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――母がピアノやクラシックが好きで、いつの間にか自然に習っていました。このコンクールを受けた理由は、選曲が自由で分数が長く、全国大会まで講評をいただけるからです。3月の全国大会が伸びてしまいましたが、ちょうど取り組んでいた曲に変更でき、無事に8月に開催していただけた事、演奏の機会をいただけた事に感謝しています。

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――よくコンクールや試験などの本番では、その時の状況、特に精神面から演奏が不安定になったり、練習の時とテンポや表現などが変わってしまいます。このコンクールの2週間前に、他のコンクールで違う曲を演奏し、緊張から残念な演奏になってしまいました。そのため、このコンクールでは大好きなラフマニノフのソナタ2番を演奏できる事を楽しもうと、落ち着いて1音1音を大切に演奏できたと思います。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――昨年、研修旅行でウィーンとチェコへ行き、チェコではレッスンを受け、とても刺激を受けました。そして演奏会では言葉は通じなくても音楽は世界共通なんだと感じ、とても良い経験になりました。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――今後はまだ取り組んだ事のない作曲家の曲に挑戦したり、室内楽や協奏曲などを経験してみたいです。視野を広げるため、そして大好きなロシアの音楽をもっと深めるために留学をしたいです。

フルート部門 高校生の部 第1位 成川結衣さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――中学校の吹奏楽部でフルートを始めました。中学3年生の冬に師事している先生から勧められて参加し今回で4回目になりました。このコンクールでは課題曲が無く、予選から全て自由曲のため、自分が今練習している曲ややりたい曲で臨めるので挑戦しやすいと思います。

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――本番当日、どんなに緊張していても、不安であっても笑顔で舞台に立ち、今までの練習を信じて自信を持って演奏するよう心がけています。今回は新型コロナの影響もあり本来の時期とは違いますが、開催していただけたことを嬉しく思います。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――大好きで憧れの曲でしたが、練習を始めてみると上手くいかず沢山悩みました。レッスンの度に先生にアドバイスをいただき、試行錯誤をして次のレッスンの時に褒められた時は嬉しかったです。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――楽しくのびのびと舞台の上で自分を表現してください。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――自分が納得でき、聴く人の心に響くいい演奏ができる音楽家になりたいです。

あなたにとって音楽とは?
――音楽を通してたくさんの経験をし、色々な人に出会うことができました。人生を豊かにしてくれるかけがえのないものです。

金管楽器部門 高校生の部 第1位 斎藤凜太郎さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――小学生の頃からピアノを習っており、楽譜が読めることもあり吹奏楽部に入部しました。当時特にやりたい楽器などは決めずに入部したのですが、仮入部時に吹いた楽器の中でトランペットだけ唯一音が全く出なかったという出来事がありました。その事が当時の僕にとって衝撃的で、トランペットを始めるきっかけとなりました。コンクールに出ようと思ったきっかけは友人が昨年度本コンクールに出場しており、僕も挑戦したいと思ったことがきっかけです。

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――日本を代表するようなプロの金管楽器奏者の方々に演奏を聞いてもらうことは、とても大きな財産となったと思っています。そんな貴重な場面だからこそ緊張して演奏の質が落ちることの無いよう落ち着いて普段と同じ演奏ができるように心がけました。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――本コンクールに出場するにあたり沢山の先生方にお世話になりました。その度に新しい発見ができ、確実に成長していく自分の演奏を見ることはとても嬉しいことでした。そのため、レッスンや練習に対して辛いと感じたことは無かったです。それもお世話になった素晴らしい先生方のおかげだと思っています。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――結果云々よりも演奏を楽しみ、自分の演奏と向き合う事を重視する方が最終的に良い物ができあがると本番を通して感じました。学生のうちでホールで演奏できる機会、しかもプロの方々が聞いてくださる機会はそうあるものでは無いと思います。せっかくの機会を経験として活かすために自分の音楽を精一杯楽しんでほしいです。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――色々な音楽や教えを柔軟に吸収できる奏者になりたいです。学ぶ事や練習する事、成長する事を止めずにこれからも音楽に尽くしていきたいと考えています。また、音楽以外の観点でも学ぶ姿勢を持続していきたいと考えています。

あなたにとって音楽とは?
――これといって形容はできませんが、僕は今まで何度も音楽の力に助けられてきました。音楽のおかげで素晴らしい仲間にも出会えました。音楽はとても大きな力を持っています。その力をいかに上手く使うことができるかが、僕の中で大きな指針となっています。

作曲ソロ部門 高校生の部 第1位 大谷内映さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――第29回ピアノ部門中学生の部で第1位を受賞して以来2度目の受賞となり、大変うれしく思います。今回初めて作曲ソロ部門を受けた理由としては、高校最後の思い出になる作品で参加したいと思ったからです。中学から学び続けているアナリーゼ、中学・高校の時の作曲課題という経験を生かし、今回納得する作品が出来上がったので、応募させて頂きました。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――私は現在、ピアノとパイプオルガンを学んでいますが、今後、管楽器、弦楽器、交響曲などの作品にもっと触れて、より音楽性を深めていきたいと考えています。
また、アンサンブルや伴奏法を学び、表現に繋がる手掛かりとなるものを見つけていきたいです。将来的には、ピアノとパイプオルガンの両方で演奏していきたいと考えています。なぜなら、リスト、メンデルスゾーン、ブラームス、フォーレなど、ピアノとオルガンの素晴らしい作品を残しており、当時は両方演奏できる事が当たり前だったと考えられるからです。私もそのような演奏家に近づく事を目標に、邁進していきたいです。

あなたにとって音楽とは?
――私にとって音楽とは生活の一部であり、切っても切り離せない存在です。と言いますのも、両親共に音楽関係に携わっているため幼い頃から音楽が身近にあり、自然と始めていました。そのような環境に恵まれて、今も続けています。またアコースティックな楽器は、その時奏でた音色を次に再現する事はできません。まさに一期一会です。その時楽器から奏でられる音色をイメージし、演奏する事を常に心掛けています。

弦楽器部門 中学生の部 第1位 松木翔太郎さん

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――舞台で演奏する当日も、ルーティンはきめない、特別なことはしない、毎日過ごす当たり前のことをして普通に過ごしています。前日も、当日もいろいろマイナスのこと考えてしまいますが、舞台にたったら、よく音を聴きながら、よく響きを聴きながら演奏する、神経質にならないで思いっ切り演奏するように心がけています。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――一番大変なことは勉強とヴァイオリンの練習の両立です。なかなか理想的にいかず苦労しています。一つのフレーズをどう歌うか、どう表現するか、どういう音色だすのかいろいろ考えていると時間もかかります。でも一瞬でも、自分が思った音、音色に光がみえたかなと思ったときが、一瞬でも嬉しいことかなと思います。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――もっともっと、自分の音色の幅、表現の幅をひろげるため、いろいろな角度から、勉強していきたいです。人前で演奏できること、ヴァイオリンを練習できることに心から感謝したいです。

弦楽器部門 小学生高学年の部 第1位 江畠篤也さん

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――頑張っている人たちがたくさんいると知って刺激になり、自分も頑張ろうという気持ちになります。コンクール当日は、舞台袖で肩を上げて落としたり深呼吸をしたりして、緊張をほぐしました。曲が進むにつれて緊張はなくなり、曲の世界に入っていく気がしました。ただ、納得の行かない部分もあったので、納得のいく演奏になるまでもっと研究して練習していきたいです。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――全日本ジュニアクラシック音楽コンクールは自由曲で受けられるので、今練習している曲で挑戦することができます。又、審査員の先生方の講評には、今の自分の演奏で足りない点が書かれているので、自分の課題に気がつくことができます。自分の目標を持つのにとても良いと思います。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――内容の濃い良い練習をたくさんして成長し続けていきたいです。美しい音をめざし、自分の演奏で聴いている方が幸せになるような、心が動くような、そんな演奏をしたいと思っています。

あなたにとって音楽とは?
――言葉では言い表せないようなことを表現できるすばらしい芸術であると思います。音楽は自分の人生をとても豊かにしてくれました。音楽を自分に授けてくれた全ての人に感謝しています。音楽のすばらしさを皆さんと分かち合えるような演奏がしたいです。

弦楽器部門 小学生中学年の部 第1位 加藤碧晄さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――3歳でヴァイオリンを習い始めました。通っていた幼稚園でヴァイオリンイオリン教育があったことがきっかけでした。弓を上下に動かすと音が出るのが不思議で、音色もキレイでカッコ良いので、「私も習いたい!」と半年間、母に訴えて叶ったので、嬉しくて仕方なかったことを覚えています。
色々な曲が弾けるようになると、もっと上手になりたいと思うようになり、小2から全日本ジュニアのコンクールを受け始め、今回4度目のチャレンジで1位をいただくことができました。

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――コンクールはいつも独特の緊張感があり、本番ではやはり練習どおりには弾けないので、思いっきり楽しんで演奏することを心がけています。父に本番中の撮影をお願いしていたのですが、父が順番を待っている間に眠ってしまい、私の演奏を見ることも、撮影も出来なかったということがあり、母が怒っていましたが、今となってはいい思い出です。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――ヴァイオリンを通じて様々な仲間や友達が出来たこと、合宿へ行ったことなどが楽しい思い出です。先生に正しい音程を教えてもらっても、違いが分からず、途方に暮れた時もありましたが、少しずつ正しい音が取れるようになってきたことが本当に嬉しかったです。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――コンクールで思ったような結果が出なかった時は、悔しくて泣きましたが、「次はもっと頑張ろう!」と思えます。すぐにあきらめないで、次につなげてほしいと思います。コンクールは精神が鍛えられるいい機会だと思います。私も本当まだまだなので、これからもっと腕を磨いていきたいです。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――音楽は世界共通の言語みたいなものなので、世界中の人と音楽を通じて理解しあいたいです。色々な国や場所に行って、音楽の素晴らしさを伝えられるような人になれたらと思います。そのためにも、今は実力を身に着ける必要があると思っています。

あなたにとって音楽とは?
――私にとってなくてはならないもの、心の友です。感動や喜び、安らぎや癒しなど、色々なエネルギーを与えてくれるし、私もそういうエネルギーを表現したいと思います。音楽と一緒にいる時、何とも言えない幸せな気持ちになります。これからもずっと音楽と一緒にいたいと思います。

弦楽器部門 小学生の部 第1位 眞塩瑠美さん

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――これまでコンクールに向けて先生と一緒にたくさん練習してきたので、当日はこれまでの練習の成果を存分に発揮できるように私の演奏を聴いていただきたい、という気持ちで演奏しました。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――勉強との両立が大変な時もありますが、先生がいつも一生懸命ご指導してくださるので、私も毎日頑張っています。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――コンクールになったらとても大変なので、毎日コツコツ練習することが大切だと思います。

あなたにとって音楽とは?
――心を豊かにする魔法のようなものだとおもいます。学校に行くときも車の中でお父様と音楽を聴いて良い気分で登校しています。