全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

40th
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第39回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール参加者の声Voice of participants

全日本ジュニアクラシック音楽コンクールで入賞された方よりメッセージをお寄せいただきました。※一部を抜粋して掲載しています。

ピアノ部門 高校3年生の部 第1位 南ことこさん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――幼稚園で歌の伴奏を弾いていた先生に憧れて、家でその伴奏を覚えて弾いていたことがきっかけです。先生と同じ音楽を奏でられたことが嬉しく、楽しかったので、ピアノ教室に通うことになりました。
このコンクールは予選から全国大会まで自由に選曲できるので、今勉強している作品を演奏するのに良い機会だと思い参加しました。

演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
―私はあがり症なので勢いで弾き飛ばして雑な演奏になってしまわないよう気をつけています。落ち着いて客観的に自分の音をよく聴き、曲に対しての明確なイメージを持って自分の表現したい音楽を、聴いて頂いている方々に届けることをいつも心掛けています。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――今後は様々なジャンルや作曲家の作品を勉強し、レパートリーを増やしていきたいです。自分の音楽を聴いてくださった方に感動や癒しを与えられるような演奏を目指して、これからも日々努力を惜しまず、真摯に音楽と向き合っていきたいと思います。

弦楽器部門 高校生の部 第1位 長谷川ももさん

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――私は、このコンクールを受け、改めて、先生方や周りの環境に 感謝を深めることが出来ました。
今年は異例な出来事が多く、様々な本番の中止により、勉強の場が減ってしまっていました。そんな中、舞台の上で演奏ができ、ご講評を頂く事が出来る有り難さを、身に染みて感じた気がします。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――先生は、“出会いに感謝すること。” や “いくつになっても自らの音楽や夢を追い続けること”。それがどんな事よりも大事だと、教えてくださいました。そんな先生のポリシーに感銘を受け、いつしか私の夢になりました。
演奏だけでなく、幅広く知識があり、愛を忘れない、ひとりの人間としても立派な音楽家になりたいです。

あなたにとって音楽とは?
――シャイで面白味のない性格だった私に、この世界がどれだけ自由で、どれだけ多くの選択肢が広がっているかを教えてくれました。例え無理難題だとしても、怖気づかずに挑戦していけば必ず何かが見えることも教えてくれました。
そんな私の大切な先導者にこれからも身を任せて、色々な景色に、連れて行ってもらいたいたいです。

木管楽器部門 高校生の部 第1位 須田優璃さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――中学校の吹奏楽部でオーボエを始め、芸術コース音楽系のある高校に進学しました。高校で副科ピアノ、楽典、音楽史など様々な方向から音楽を学べたことは、演奏の向上に繋がったと思います。高校生最後の年に自分の力を試したく、コンクールを受けさせていただきました。

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――コンクール当日の演奏ではトラブルがありました。オクターブキィに水が溜まってしまっていて、出ない音がありとても焦りました……。頭が真っ白になりましたが、息を強く吹き込むことで解決したので、後半には立て直すことができました。
本番は何が起こるか分からないので、トラブルにも落ち着いて対処できる力もつけていきたいです。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――今後の目標は丁寧な演奏ができるようになることです。
今は感覚だけで吹いてしまう癖があり、細部まで計画し、考えて吹くことができていません。もう一度基礎をしっかりつくり、様々な時代の曲を学ぶことで、技術力表現力の向上を目指して頑張りたいです。

金管楽器部門 高校生の部 第1位 難波倫広さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――父や兄、姉の影響で、小学校の金管バンドに自分も入部したい思い、兄と同じトロンボーンパートになりました。兄に奏法などを教えてもらい、吹けるようになって、楽しくなっていきました。
中学校、高等学校と恩師にも恵まれ、吹奏楽部で活躍することができ、充実していました。ソロにも挑戦することになり、いろんな方々の前で演奏する機会、評価していただける場として、当コンクールに出場しました。

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――コンクールの演奏では、ステージで自分の音と伴奏のピアノの音が響き合って会場に広がっていくのが、とても気持ちよかったです。本番では、自分の演奏に集中することで、聴いてくださる方々に思いを伝え、笑顔になっていただけるように願って演奏したり、自分の心を冷静でありながら沸き立たせるように演奏したりしました。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――レッスンでは、良い音で演奏するためのアパチュアや息の使い方、体の正しい使い方などを教わりました。レッスンを受けて練習していくうちに、自分の音に安定感が出てくることがとてもうれしく、楽しかったです。しかし、レッスンでは、技術的にも体力的にも難しい課題が次々と出され、たいへんでした。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――誰もが勉強との両立でたいへんだと思います。でも、やるからには、時間を上手に使って、先生のアドバイスもいただきながら、自分でどうすればよいのかイメージして、納得して自分の演奏にしていくことが大切だと思っています。演奏技術は必要ですが、「勝つ」ためのものではなく、「自分のイメージを表現する」ためのもので、聴いてくださる方々に喜んでもらうためのものと考えて練習することを、私は恩師から教わり、大切にしています。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――トロンボーンという楽器がこんなにきれいな音で、表情豊かに演奏できるということを伝えたいと思っています。自分の特色を大切にして、「私の演奏が聴きたい」と思ってもらえるような音楽家になりたいです。

あなたにとって音楽とは?
――集中して演奏する中に「楽しさ」を感じさせてくれ、苦しいことやつらいことも忘れさせてくれる存在です。また、音楽を通して、人と人とのつながりがどんどん広がり、心が豊かになると感じています。

弦楽器部門 中学生の部 第1位 山本遥花さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――4歳の時、クラシック好きの父親が、オーケストラが交響曲を演奏している映像を観せて、「どの楽器をやりたい?」と聞くと、私が「ヴァイオリン」と答えたのが音楽を始めたきっかけ(らしい)です。その後すぐに自分もヴァイオリンをやってみたかったという父親と一緒に近所の教室に通い始めました。ちなみに全日本ジュニアクラシック音楽コンクールは初めて受けたコンクールでした。小学2年生の時です。

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――今回の全国大会で弾いたサラサーテの「カルメン幻想曲」は技術的にとても難しい曲なので、最初はゆっくりとしたテンポから始めて、とにかく正確に弾けるまでとにかく長時間練習しました。また曲想をつかむために、オペラ「カルメン」のDVDを何回も観てイメージを作り、カルメンという女性の奔放さ、強さ、弱さなど色んな感情をしっかり表現することを目標にして演奏しました。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――レッスンでは細かく音程、弓の使い方、フレーズの作り方、さらに表現などについて、毎回沢山指摘されるので、レッスンで教わったことをできるようになるまで自宅で繰り返し練習する感じです。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――チャイコフスキーの協奏曲など、まだ弾いたことがない曲がたくさんあるので色んな曲にどんどん取り組んでいきたいです。
先日、同じ門下の大学生の先輩がブラームスのヴァイオリンソナタ第2番を弾くのを聴く機会があり、協奏曲や小品だけでなくヴァイオリンソナタにもいつか挑戦してみたいと思いました。

ピアノ部門 小学生高学年の部 第1位 佐谷葵さん

音楽を始めたきっかけ、当コンクールを受けようと思ったきっかけをお聞かせください。
――「生涯音楽を楽しめますように」と、父と母の勧めでピアノを習いはじめたのは4歳の誕生日の頃です。小学校入学後、まわりの友人がピアノコンクールを受けていることを知り、私も受けてみたいと思いました。小学1年生の秋にアップライトピアノをプレゼントしてもらいました。それから先生に相談しながら、様々なコンクールに参加しています。中でも全日本ジュニアクラシック音楽コンクールは、全国から同年代の参加者が多数集まるので、とても刺激を受けています。

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――コロナの最中で、大阪本選通過後に全国大会出場を辞退するべきか悩みましたが、せっかく頑張って練習してきたので参加を決めました。コンクール当日は、雨が降っていて薄暗く、肌寒かったのを覚えています。手が冷たくなりカイロで温めていたら、今度は緊張してきて手汗をかきだして、どうしようか焦りました。本番は、緊張から少しミスをしてしまいましたが、最後まで集中して演奏出来たと思います。本番を終えて急いで東京駅へ。駅構内でなんと菅総理とすれ違いました、本番と同じくらいに緊張しました。結果は全く自信がなかったので、第1位という速報を見てびっくりしました。とても嬉しかったです。
演奏時気をつけていることは、最初の1音から最後の1音まで集中力を欠かないように演奏することです。先生から「通し練習は舞台袖より歩くところから練習する」よう教えてもらい、日頃からそのように練習しています。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――コロナで外出自粛期間は、オンラインでレッスンがありました。普段は先生が近くでアドバイスしてくださったり、お手本に弾いてくださったりするのですが、オンラインではそれが出来ないので、なかなか分かりにくいこともあり苦労しました。
レッスンでは、先生からのアドバイスにすぐに対応出来ると嬉しいのですが、うまく出来ないと悔しくて泣いてしまうこともあります。レッスン後は、出来るようになるまでひたすら練習します。負けず嫌いです。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――悔いが残らないように、最後の最後まであきらめないで演奏することです。練習の時からその気持ちを忘れないようにと、先生からいつも言われているのですが、私はそれがなかなか出来ないので、これは私の課題でもあります。

今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせ下さい。
――中学受験勉強のため、しばらくコンクールはお休みします。その間は、基礎固めを中心にピアノは続けていきます。目下の目標は、勉強とピアノの両立です。
音楽の楽しさを伝えることが出来るような、私の先生のような演奏家になりたいです。そのためにまずは「自らが音楽を楽しむこと」と、母から言われています。

あなたにとって音楽とは?
――勉強が忙しいのですが、毎日ほんの少しでも!ピアノの練習は続けています。ピアノは私の日常であり、関わらない日はありません。学校が楽しかった日も、母とケンカした日も、毎日毎日ピアノと向かい合っています。その日の私の気持ちで、音色が変わっているのが分かります。ピアノが弾けない日はやっぱり寂しい!ピアノは私の体の一部のような、親友のようなものです。

弦楽器部門 小学生高学年の部 第1位 加藤碧晄さん

コンクールの感想、コンクール当日の思い出、演奏するときに気をつけていることをお聞かせください。
――第38回に続いて、第39回でも1位をいただくことが出来て、とても嬉しく思っています。本番では、演奏が雑にならないよう、特に重音の音の響きを1つ1つ美しく出せるように意識して演奏しました。コンクールは毎回独特の緊張感がありますが、緊張しながらも楽しんで演奏することが出来たと思います。

これまでのレッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことはなんですか。
――私は特に正しい音程がなかなか取れずに数年間音程のことばかり注意されていました。今もまだですが、前ほど先生に音程のことを言われなくなり、正しい音程が取れるようになってきたことが嬉しく、レッスンも楽しいと思えるようになってきました。練習中に弦が切れた時、張り直しをしたら、重音の音程が全く合わなくなったので、数日かけて1音ずつ音を合わせ直したことがありました。コンクールの1週間位前だったので、かなり焦りましたし、大変でした。最近は一人で電車に乗りレッスンを受けに行ったり、家でも一人で練習するようになり、一人で行動したり判断することが増え、自分でも成長を感じられて嬉しいです。

これからコンクールを受ける皆様に一言お願いします。
――コンクールでは、結果が伴う時とそうでない時がありますが、結果にあまり一喜一憂することなく、チャレンジする自分の前向きな気持ちを自分で認めて、思いっきり自分で自分を褒めたりして、気持ちを前向きに保つことが大切かなと思います。
結果は、今の自分の課題を教えてくれるので、結果から今の自分の課題を知り、日々の練習に生かしていくことも大切だと思っています。