【インタビュー】2019年4月13日(土)Quatre sons~ティーニュでの出会い~

【インタビュー】2019年4月13日(土)Quatre sons~ティーニュでの出会い~

2019年4月13日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンでQuatre sons~ティーニュでの出会い~を開催いたします。リサイタルに向けて原田朋香さん、髙畑武宏さん、佐々木葉介さん、鵜澤萌さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

原田朋香さん
今回のリサイタルは、フランスのティーニュで偶然にも出逢った仲間たちで演奏することになったのですが、私自身このような機会は初めてでまたこのような機会が次に訪れるかどうかもわかりません笑
この仲間たちとの貴重な出逢いに喜びを感じながら、心を一つに精一杯演奏したいと思います。

髙畑武宏さん
今回のリサイタルは、僕にとって初めての自主公演ですので、緊張と楽しみが入り交じっていますが仲間と精一杯演奏致しますので、お客様にも楽しんで頂けたらとても幸いです。

佐々木葉介さん
今回、私にとってこの公演は初の自主公演となります。
そしてこの公演を経験し、大きく成長をしたいと考えています。
これから先多くの公演をする中でのはじめの一歩、来てくださるお客様のため全力でやらせていただきたく思っています。

鵜澤萌さん
今回の演奏会はこのメンバーでのはじめてのステージとなります。どんな演奏会になるか私も今から楽しみです。みなさんと素敵な時間を過ごせますよう4人で精一杯演奏いたします。

・演奏される曲の聴き所などを教えてください。

原田朋香さん
今回は、クラリネットとピアノのデュオやトリオ、ピアノ連弾などアンサンブルをお楽しみ頂くプログラムとなっております。クラリネットやピアノ特有の響きやアンサンブルによって生まれる楽しさや面白さを皆さんと一緒に共有できたら嬉しいです。

髙畑武宏さん
まず、メンデルスゾーン(ドイツ)は佐々木さんと鵜澤さんと共演致します。二人とも個性溢れるとても面白いキャラクターをしていますので、素晴らしい音楽をお届け出来るかと思います。
ドビュッシー(フランス)の小組曲は、このプログラムの中では唯一のフランス作品ですので(私達が初めて出会った地です!ここ重要)、フランス独特の雰囲気を楽しんで頂けたら嬉しいです。
ガーシュウィン(アメリカ)の前奏曲は、聴けばわかります(笑)とても有名です。
個性溢れる凄腕佐々木さんと共演致しますので、とても楽しい音楽になると思います。
佐々木邦雄(日本)のオーシャンビートは、原田さんと共演致します。
この曲は僕と同じ大学の同級生が演奏しており、素晴らしい曲で、いつか演奏してみたい!と思っていた曲なのですが、まさかこのような形で叶うとは夢にも思っていませんでした!
エネルギッシュでまさに海の様に広い音楽を、皆様と共有出来たら幸いです。
ポンキエッリ(イタリア)は、凄腕3人の先輩の演奏です!とても稀な組み合わせで、ここでしか味わえない音楽となっております。
リサイタルを締めくくる3人の演奏家の熱演をご堪能下さい。

佐々木葉介さん
今回の曲目は、古典や印象派、オペラティック、近代、現代と様々なジャンルの音楽で構成されています。
また、デュオ、トリオ、連弾など様々な構成で演奏させていただくので飽きずに最後までお楽しみいただけると思います。

鵜澤萌さん
今回は全てアンサンブルという形で演奏させて頂きます。編成やメンバーによって様々な色彩感をお楽しみ頂けると思います。

・あなたにとって音楽とは何ですか。

原田朋香さん
私にとって音楽とは人生です。私の人生の中で困難なことにぶつかって諦めそうになった時も音楽に救われ、今では私自身が音楽を奏でるようになりました。私にとって音楽は人々にパワーを届ける、なくてはならないものだと思います。

髙畑武宏さん
世界共通言語です。

佐々木葉介さん
私にとって音楽とは「芸術」です。
この芸術という分野に私は重きを置き、日々音楽と向き合っています。音は単なる素材に過ぎません、増してやプレイヤーなどただの媒体でしかないと考えています。
その本質は音楽はアートであること、なにを聴き手に伝え、残すことができるということ。
常に偉大なる作曲家がどのような想いを残し後世に伝えようとしたか、それを伝える義務が我々プレイヤーにはあります。音のアーティストたる者、音を使いどのようにそれを表現するかということを考えています。

鵜澤萌さん
会話を楽しみ、心や自然の描写を表せる時間の芸術


演奏会詳細

2019年4月13日(土)Quatre sons~ティーニュでの出会い~
時間:19:30開演(19:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演:

原田 朋香 Tomoka Harada,  ピアノ

熊本県熊本市出身。桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻を卒業。現在、熊本東京を拠点に演奏活動を行なっている。第15回九州音楽コンクールピアノ部門高校生クラス最優秀賞。第56回熊本県新人演奏会に出演。第37回飯塚新人音楽コンクール本選出演。2018MusicAlp夏期国際音楽アカデミーを修了。

髙畑 武宏 Takehiro Takahata,  ピアノ

宮崎県宮崎市出身。宮崎第一高等学校文理科卒業。現在、洗足学園音楽大学ピアノ&作曲マスタークラスに在学中。日本バッハコンクール金賞、宮崎県独唱独奏コンクール銅賞を始め他多数コンクール入賞。また霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、2018MusicAlp夏期国際アカデミーなど国内外のマスタークラスも修了。

佐々木 葉介 Yosuke Sasaki,  クラリネット

神奈川県出身。洗足学園音楽大学卒業。第1回Kクラリネットコンクール第2位。これまでにクラリネットを石田晃子、千葉直師、星野均、高橋知己に師事。A.オッテンザマー、V.ガーボル、R.ギュイオ、P.モラゲス、F.シュタイナーのマスタークラスを受講。2018MusicAlp夏期国際音楽アカデミーを修了。

鵜澤 萌 Moe Uzawa,  クラリネット

神奈川県川崎市出身。洗足学園音楽大学卒業。桐朋学園大学音楽部門研究生卒業。これまでにクラリネットを石田晃子、髙橋知己、鈴木良昭の各氏に師事。第11回クラリネットアンサンブルコンクールおよび第8回ヤングクラリネッティストコンクールにて入選。2018MusicAlp夏期国際音楽アカデミーを修了。

プログラム:

メンデルスゾーン:演奏会用小品第1番
ドビュッシー:小組曲
ガーシュウィン:3つの前奏曲第1番変ロ長調
佐々木邦雄:Ocean Beat(大洋の鼓動)
ポンキエッリ:2本のクラリネットの為のイルコンヴェーニョ

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