2016年3月26日(土)氏家球子ソプラノ リサイタル【インタビュー】

NO IMAGE

2016年3月26日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
「~星に抱かれて~」と題して、氏家球子ソプラノリサイタル が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
氏家球子さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のために
このブログを書かせていただきました。
氏家球子 ソプラノ
氏家球子:ソプラノ
郡山女子大学短期大学部音楽科を経て、上野学園大学音楽学部音楽学科演奏家コース卒業。第17回“万里の長城杯”国際音楽コンクール声楽部門一般の部A第3位、第7回さくら音楽コンクール声楽部門一般A1第2位(1位なし)受賞。これまでに長谷川素子、遠藤優子、佐藤美枝子、庄智子の各氏に師事。コンセール・ヴィヴァン、石川音楽家協会会員。
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 昨年に続きサニーホールで歌わせていただけることを心より感謝いたします。足を運んでくださる方へ、これまで私を支え導いてくださった方へ、少しでも何かお返しすることができたらと当日を心待ちにしております。

・演奏される曲の聴き所などを教えてください。
 前半と後半に一曲ずつ、オペラの終幕でヒロインが息絶える場面を演奏いたします。前半の、オペラ≪マノン・レスコー≫よりアリア「一人さびしく捨てられて」は、欲望のままに生きたマノンがついに破滅し、自分の運命に対する悲しみと怒りを歌う絶望の音楽です。
後半の≪タイス≫より「覚えていますか、あの旅を…」は街を退廃させるほどの遊女だったタイスが改心し、罪を許され天に召される安らぎの音楽です。作曲者マスネはここに二幕の瞑想曲の旋律を登場させ、清らかで幸福に満ちた心情を表しています。
どちらの女性も美しさゆえに孤独な人生を送り、愛してくれた男性を残して行きますが、その場面を描く音楽は対照的です。それを表現しお伝えできたらと思います。

・あなたにとって音楽とは何ですか。
 「心を生かしてくれるもの」です。
 心は澄んだ音やきれいな色に癒されることで息をしているのだと思います。それは誰かにとっても同じかもしれないから、担い手の一人としては歌うことを単なる自己表現の手段にしてはならないと思います。音楽は人のつながりの中にあると同時に、たった一人のひとの、心の呼吸のためにあるものです。
 
 
16032602
場所: 東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
 
時間: 19:30開演(19:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
出演:
ソプラノ:氏家球子
ピアノ:吉田由美
 
プログラム:
トスティ:夢
トスティ:理想の人
プッチーニ:オペラ「マノン・レスコー」より “ひとり寂しく捨てられて”
フォーレ:夢のあとに
マスネ:オペラ「タイス」第三幕 第三場 “タイスの死”

 
 
チケットはまだお求めいただくことが可能です。コチラからご注文下さい。