【インタビュー】2026年6月13日(土)福水万里子&島宗楽 デュオ リサイタル

【インタビュー】2026年6月13日(土)福水万里子&島宗楽 デュオ リサイタル

2026年6月13日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで「福水万里子&島宗楽 デュオ リサイタル」を開催いたします。リサイタルに向けて福水万里子さん、島宗楽さん、山田夏歌さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

福水さん:私にとっては初めてのリサイタル、しかもデュオでのコンサートということで新たな試みができることに心からワクワクしています。ソロもデュオも、楽しんで聴いていただけるよう頑張ります。

島宗さん:今回はヴァイオリンとチェロのデュオという編成なので、その魅力をしっかりとお伝えできるような演奏をしたいと考えています。二つの楽器が対話するような音楽の面白さや、音色の重なりを感じていただけるよう、丁寧に表現していきたいです。

山田さん:今回のリサイタルでは、共演者の音楽を最大限に引き出しながら、作品が持つ魅力を丁寧に表現できたらと思います。伴奏という立場ではありますが、単に支えるだけでなく、共に演奏する中で生まれる音楽を共有し、お互いの表現が自然に溶け合うような演奏を大切にしたいと思います。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

福水さん:今回様々な年代の曲を取り上げていますが、それぞれの曲の良さをお届けできるように、精一杯演奏させていただきます。 特にラヴェルは、ヴァイオリンとチェロの緻密な掛け合いが面白いので、ぜひ聴いていただきたいです♪

島宗さん:今回のプログラムの中でも、ラヴェルの「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」は特に印象的な作品で、この編成でのデュオコンサートとしては新しい試みになります。無調的・多調的な要素を含んだ音楽で、不思議で独特な響きが大きな魅力です。
また、モーツァルトの二重奏曲や、私達それぞれのピアノとのデュオ曲も取り上げており、それぞれ異なる時代やスタイルの音楽をお楽しみいただけます。曲ごとの個性の違いにもぜひ注目していただけたら嬉しいです。

山田さん:プロコフィエフの作品では、鋭さやリズムの緊張感の中にある抒情性やユーモア、ヴァイオリンとピアノの緻密な掛け合いが魅力だと感じています。一方、ブラームスの作品は、重厚で温かみのある響きや、内面的に深く歌い込まれる旋律が印象的で、チェロとピアノの語り合うような音楽が展開されます。
対照的な2つの作品を通して、それぞれの時代や作曲家の個性、そしてアンサンブルの在り方の違いを感じていただけたら嬉しいです。

あなたにとって音楽とは何ですか。

福水さん:付かず離れずずっとそばにいてくれる、みたいな。言葉で表すのは難しいのですが笑 私にとっては丁度いい距離感の友達のようなものです。

島宗さん:日常の中に自然と溶け込みながら、同時に世界共通で伝わる“言葉”のような存在です。言葉を超えて感情や空気を共有できる、その力に魅力を感じています。

山田さん:音楽は、言葉では表しきれない自分の感情や想いを音にのせて表現し、それを他者と共有していく中ではじめて成り立つものだと感じています。 聴衆の方もまた、それぞれの感情や経験を重ねながら音楽を受け取ることで、同じ空間や響きの中にいながらも、異なる感じ方が生まれるところに魅力があるように思います。
さらに、演奏者と聴衆、そしてソリストと伴奏者の間には、その瞬間にしか生まれない関係性や空気があり、互いに影響し合いながら音楽が形作られていきます。その中で生まれる一度きりの音楽を一つひとつ大切にしていきたいと思っています。

演奏会情報

2026年6月13日(土)福水万里子&島宗楽 デュオ リサイタル
会場:日暮里サニーホール・コンサートサロン
時間:19:00開演(18:30開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

福水万里子
Mariko Fukumizu  Violin

3歳よりヴァイオリンをはじめる。第3回全日本弦楽コンクール第1位。第47回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール第1位。MMB2024 in ボストンに全額奨学生として招待。第2、3回ザハール・ブロンマスタークラス受講。現在、西江辰郎、野口千代光、尾池亜美の各氏に師事。東京藝術大学2年在学中。

島宗楽
Tano Shimamune  Violoncello

第77回全日本学生音楽コンクールチェロ部門高校の部全国大会第3位。第5回浜響ソリストオーディション第1位。第23回泉の森ジュニアチェロコンクール高校の部金賞。第48回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールチェロ部門高校生の部第1位。宗次德二特待奨学生第12期生として東京藝術大学2年次在学中。

山田夏歌
Natsuka Yamada  Piano

第39回、第40回ピティナピアノコンペティション全国決勝大会銀賞。第28回、第31回日本クラシック音楽コンクール全国大会第3位。東誠三、大嶺未来、髙橋いつきの各氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻2年在学中。

曲目

モーツァルト:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 KV423 第3楽章
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Op.94a
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 Op.38
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ