【インタビュー】2026年1月17日(土)辻 笑子&嵓 仁実 デュオリサイタル~クラリネットとピアノで奏でるヨーロッパの響き~
2026年1月17日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで辻 笑子&嵓 仁実 デュオリサイタル~クラリネットとピアノで奏でるヨーロッパの響き~を開催いたします。リサイタルに向けて辻 笑子さん、嵓 仁実さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
辻さん:共演させていただく嵓さんとは同じマスタークラスを受講したことがきっかけで知り合いました。スイスで意気投合してから数年の時が経ち、お互い研鑽を積んで再会できたこと、そしてデュオコンサートを開催させていただけることを大変嬉しく思います。共に感じたヨーロッパの空気や情景がご来場くださる皆様にも伝わるような演奏ができるよう心を込めて演奏します。
嵓さん:スイスのマスタークラスで出会った笑子さんと一緒に演奏会をする機会を頂けて大変光栄です。今回のリサイタルで、これまでお世話になった方々に感謝の気持ちを届けられるよう、精一杯演奏したいです。
演奏する曲の聴き所などを教えてください。
辻さん:クラリネットといえばと言っても過言ではないフランス、ドイツの作曲家の作品、そして嵓さんが得意とするロシアの作曲家の作品。お互いの学んできたことが存分に発揮できるよう、得意分野のつながりを見つけ選曲しました。大曲を盛り込み挑戦的なプログラムではありますが、一曲ずつ丁寧に向き合い作り上げていきます。
嵓さん:リストのスイス巡礼の年は、実際に2年前にスイスに行ったので、その時の情景や作曲家の思いなどを表現したいです。また、これまで学んできた大好きなロシアの作曲家の作品をプログラムに取り入れました。ロシア愛を伝えたいです!
あなたにとって音楽とは何ですか。
辻さん:自分自身を人として成長させてくれる存在です。
嵓さん:生活や人生を豊かにするものであり、世界中の人と共有できるすばらしいものだと思います。
演奏会情報
2026年1月17日(土)辻 笑子&嵓 仁実 デュオリサイタル~クラリネットとピアノで奏でるヨーロッパの響き~
会場:日暮里サニーホール・コンサートサロン
時間:19:00開演(18:30開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演者

辻 笑子
Emiko Tsuji, Clarinet
新潟中央高等学校音楽科、東京音楽大学卒業。クラリネットを伊奈るり子、四戸世紀、コハーン・イシュトヴァーンの各氏に師事。チューリッヒ芸術大学にてファビオ・ディ・カソラ氏のマスタークラスを受講。第57回新潟県音楽コンクール県知事賞受賞。現在は関東、新潟を中心に演奏、指導の活動を行っている。

嵓仁実
Hitomi Iwao,Piano
京都堀川音楽高校、桐朋学園大学卒業。ピティナF級全国入選、ヨーロッパ国際inJapan金賞、審査員特別賞を受賞。全日本ジュニアクラシック、ロシア、ハンガリーのコンクールで第1位を受賞。昨年シカゴ国際音楽コンクール特別賞総合2位を受賞。中国スタインウェイホールでリサイタル、欧米5カ国の音楽祭に参加。
曲目
シャルル=マリー・ヴィドール:序奏とロンド作品72
フランツ・リスト:巡礼の年第1年「スイス」より 第6番オーベルマンの谷 、第9番ジュネーヴの鐘
ベーラ・コヴァーチ:コダーイへのオマージュ
フランシス・プーランク :クラリネットとピアノのためのソナタ作品184
他
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