加瀬友李さん（ミュージカル部門マスターズFの部第1位）第4回東京国際管弦声楽コンクール入賞者インタビュー

第4回東京国際管弦声楽コンクール入賞者インタビュー

C.M.シェーンベルク/「レ・ミゼラブル」よりオン・マイ・オウン（エポニーヌ役/日本語）

――初めての挑戦で第1位をいただき、とても嬉しいです！指導してくださった先生、また、今回審査と講評をしていただいた方々に感謝申し上げます。予選の入場の時、自分のヒールの音が思ったよりも大きく響いてきて緊張したのを覚えています。

――師事している先生から勧めていただきました。コンクールを一つの目標として日々の練習ができたので、とても良い経験となりました。

――街の景色や自然を眺めることです。景色を眺めることでリラックスした自分に戻り、音やテーマを楽しむことに立ち返って歌うことができると思っています。技術的な面では、先生から息の深さや支えのことを指摘していただくので、生活の中でも気づいた時に深く呼吸するように心がけています。

――イラスト制作や、漫画形式で日記を書くことです。「どんな風にコマを割ったら自分の考えや周りの状況が面白く伝わるか？」と試行錯誤しながら描いていくことが難しくもあり楽しいです。また「伝えること」に関して、歌と共通する点があると感じています。

――今回いただいた講評を活かして上達を目指し、ミュージカル公演に出演できるよう努力していきます。