【インタビュー】2026年10月17日(土)秋山陽香&大城みなみ デュオリサイタル Réunion~響き合う二つの声~

リサイタル

2026年10月17日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで「秋山陽香&大城みなみ デュオリサイタル Réunion~響き合う二つの声~」を開催いたします。リサイタルに向けて秋山陽香さん、大城みなみさん、角南ひまわりさんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

秋山さん:この度は、このような素晴らしい演奏の機会に恵まれましたこと、大変光栄に存じます。
今回は、私にとって人生初のリサイタルとなります。大城みなみさん、角南ひまわりさんという実力派のお二人を共演者にお迎えし、音楽を通してお客様に心豊かな時間をお届けできるよう、一曲一曲に心を込めて演奏いたします。
初めてのリサイタルだからこそ、今の自分にできる精一杯の演奏を大切にし、皆様の心に残るステージとなるよう努めてまいります。

大城さん:この度、ソプラノの秋山陽香さんにお誘いいただき、東京国際芸術協会様の素敵な演奏会に出演させていただけること、嬉しく思います。
秋山さんとは大学の同門で、学生の頃は常に声やオペラについて意見を交わしながら、互いに切磋琢磨してまいりました。角南ひまわりさんとは今回が初共演となりますが、お二人とともに心を込めて音楽を皆様にお届けしたいと思っております。
また、これまで多くのお力添えやご縁があり、コンサートやオペラなどさまざまな舞台に立たせていただきました。その中で私が培ってきた経験や感じてきたものを今回のデュオコンサートで表現できればと思います。

角南さん:この度はこのような素敵な演奏会に出演させていただきとてもうれしく思います。普段からお世話になってる秋山さんと国内外で活躍されている大城さん、素晴らしい先輩お二人の演奏会に花を添えられるよう、精一杯頑張ります。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

秋山さん:第一部は、フランス語の作品に統一しました。ポール・ヴェルレーヌの詩「Clair de lune(月の光)」には、ドビュッシーとフォーレがそれぞれ異なる音楽をつけています。同じ詩から生まれた二つの「月明かり」の世界、その表現の違いもぜひ味わっていただければと思います。
第二部では、二つのオペラを軸に、ソプラノとメゾソプラノのそれぞれのアリア、そして二人によるデュエットをお届けします。
なかでも《ナクソス島のアリアドネ》は、私が最も好きなオペラの一つです。奔放なツェルビネッタと、彼女に振り回される作曲家との軽快なやりとり。その一方で、そこには美しく濃密な音楽が広がっています。登場人物たちの生き生きとした掛け合いとともに、ぜひお楽しみください。

大城さん:第二部で演奏します『カプラーティ家とモンテッキ家』の作曲者であるヴィンチェンツォ・ベッリーニは、ロッシーニやドニゼッティとともにイタリア・オペラを代表する19世紀の作曲家です。ベッリーニの旋律は甘美で叙情性豊かなものが多く、その音楽はワーグナーやグランカにも影響を与えました。
19世紀を代表する声楽技巧や劇的歌唱を求められるベルカントを存分に味わえる『カプラーティ家とモンテッキ家』は、シェイクスピアによる戯曲『ロミオとジュリエット』を原作に作曲されているので、内容としても身近に感じながら楽しんでいただける作品だと思います。

角南さん:フランス歌曲では、旋律が美しいのはもちろんのことピアノの色彩豊かな伴奏が魅力的だなと思います。音楽の色の移り変わりに注目してお聴きください。
また、後半で演奏するオペラ作品も、オーケストラのサウンドがとても豊かな作品です。ピアノ一台で表現できるよう努めます。

あなたにとって音楽とは何ですか。

秋山さん:私にとって音楽とは、人生において切っても切り離すことのできない存在です。いつも隣で歩んでくれる友であり、過去の人々から受け継がれ、今の私へと託された大切な宝物でもあります。
そして、これまで与えてもらったものを、今度は自分の歌を通して、誰かに返していきたい。そんな思いを胸に、私はこれからも歌い続けていきたいと思っています。

大城さん:両親が音大出身の音楽家だったこともあり、幼い頃からクラシック音楽には触れておりました。なのでなんとなく”常に隣にある存在”ではありましたが、演奏者という立場になってから少し変わったように思います。偉大な作曲者たちの作品を前にすると『どうしてこの音符にしたのか』『韻律や背景は』など、様々な疑問がどんどんと湧き”謎解き”のような楽しさがあります。

角南さん:幼いころからピアノやバイオリンを習っており、途中離れた時期もありましたがその間も吹奏楽部に所属していて、私の人生にはなくてはならない存在です。この仕事をしていると大変なこともあり、音楽は趣味にするのが一番平和だなとつくづく思うこともありますが、やっぱり誰かと音楽を作ることはとても楽しいし勉強になるし、離れることが出来ません。これからも共に生きていきたいです。

演奏会情報

2026年10月17日(土)秋山陽香&大城みなみ デュオリサイタル Réunion~響き合う二つの声~
会場:日暮里サニーホール・コンサートサロン
時間:19:00開演(18:30開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

秋山陽香 Hikaru Akiyama Soprano

山梨県甲府市出身。国立音楽大学卒業、同大学院オペラコース修了。東京二期会研修所67期マスタークラスを優秀賞で修了。《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナ、《ばらの騎士》マリアンネ等に出演。『多摩フレッシュ音楽コンサート2 0 2 5年』声楽部門出演。ソプラノ歌手の傍ら舞台衣裳家として活躍。二期会会員。

大城みなみ Minami OshiroMezzosoprano

国立音楽大学卒業、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第24期修了。全日本空輪株式会社より「A NAスカラシップ」を受け、ボローニャ、ミラノにて研修を積む。これまでに《皇帝ティートの慈悲》セスト、《カルメル会修道女の対話》マリー修道女長、他多数に出演。また、宗教曲のソリストなどもに多数出演。

角南ひまわり Himawari Sunami Piano

岡山城東高校、広島大学教育学部第4類音楽文科系コース卒業。国立音楽大学大学院修士課程音楽研究科器楽専攻伴奏コース修了。ミュージカル「AI-WRI-EN」「100年時代」(Art&Arts)、cafe&diner offzaピアニスト。その他、オペラやミュージカルの伴奏者として活動中。

曲目

第一部
C.ドビュッシー:パントマイム / 月の光 / ピエロ / 現れ
G.フォーレ:月の光 / トスカーナのセレナーデ / 悲しみ
C.ドリーブ:歌劇《ラクメ》より 花の二重唱


第二部
V.ベッリーニ:歌劇《カプレーティとモンテッキ》より
“たとえロメオが貴方の息子を殺したとしても”
“ああ、幾度か”
“おお、我が唯一の希望よ”
R.シュトラウス:歌劇《ナクソス島のアリアドネ》より
“偉大なる王女様”
“さあ、仲直りしよう”
“彼女は彼を死神だと思うのです”

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