第51回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

尾崎七海 声楽部門高校3年生の部 第1位
信時 潔/行々子
B.マルチェッロ/私を燃え立たせるあの炎
Q.レッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。
――毎回のレッスンが本当に楽しく、先生方と一緒に音楽を深く学んでいく時間に、心からの喜びを感じています。特に自分の演奏に新しい表情が生まれる瞬間はとても嬉しく、日々音楽の魅力を楽しんでいます。大変だと感じているのは、自分自身の穏やかでやわらかな雰囲気が、無意識のうちに曲に滲み出てしまう点です。曲によって、またメゾソプラノは、優しさの奥にある凛とした強さや、湧き上がる激しさを表現する必要があり、自分の持ち味を超えて表現の幅を広げる難しさを実感しています。まだまだ自分の大きな課題ですが、先生方のご指導のもと、作品ひとつひとつが持つ色彩やストーリーに寄り添いながら研究を重ね、表現の引き出しを少しずつ増やしていきたいです。これからも自分の演奏の可能性を大切に追究していきます。
Q.本番前のリラックス方法・ルーティーンを教えてください。
――本番前は、ラジオ体操やストレッチ、ジャンプなどをして体をほぐしています。また、自分の歌う曲の世界観を思い描き、そこにどっぷり浸る時間をとっています。体を動かすことで緊張を和らげ、心身ともにリラックスした状態で舞台に立てるようにしています。
Q.全国大会が終わった今、やりたいことを教えてください(音楽以外でも構いません)。
――オペラやミュージカルなど、さまざまな舞台を観に行きたいです! 今までは友達や家族と観劇することが多かったのですが、最近、一人での観劇デビューしました✨たくさんの作品に触れ、音楽や演技、舞台表現から刺激を受けて、自分自身の表現にも生かしていきたいです。
Q.今後の目標、どんな音楽家になりたいか聞かせてください。
――自分の身体という楽器を使って、美しい声や自分らしい表現を追求し、聴いてくださる方々を笑顔にしたり、希望や感動を届けられる演奏家になりたいです。声楽の技術を磨くだけでなく、一つひとつの作品の背景やそこに込められた歌詞の想いを深く理解し、聴いてくださる方の心に届く演奏を目指しています。また、自分の持つ穏やかな雰囲気を活かして、更に曲が求める力強さや激しさなど、多様な感情を表現できるよう、学びやさまざまな経験を通して表現の幅を広げていくことも大きな目標です。これから歩んでいく音楽の道でも、日々自分自身と真摯に向き合い、芸術を愛する気持ちを忘れずに精進していきたいです。聴いてくださる一人ひとりの心に残る演奏で感動や勇気を届けられるような魅力ある音楽家を目指して、これからも努力を重ねていきます。


