菅原琥千さん(声楽部門中学生の部第1位)第49回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

菅原琥千さん(声楽部門中学生の部第1位)第49回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

第49回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

菅原琥千 声楽部門中学生の部 第1位

G.F.ヘンデル/歌劇「リナルド」より 我が泣くままに
W.A.モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より 恋人よ、さぁこの薬で

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――率直に嬉しいという気持ちと、ようやくここまでこられたという気持ちです。というのも、私のまわりにはとても優秀な先輩方や友人達ばかりなので、自分との間に大きな差を感じ、ずっと劣等感を抱いていました。今回1位をいただけたことで、ようやくスタートラインに立てたような気がします。演奏を丁寧に聴いてくださいました審査員の先生方、ここまで導いてくださいました松尾先生、いつも寄り添った音で支えてくださるピアニストの小平先生、そしてずっと応援し続けてくださっている方々に、心より感謝しております。本当にありがとうございました。

Q.レッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。

――レッスンでは毎回発見があります。松尾英章先生は、私がうまくいかない時でも、様々な視点からのアプローチで丁寧にご指導してくださいます。その緻密なレッスン法は難しいと思うこともありますが、苦しいと思ったことはありません。松尾先生のユーモア溢れる雑談も含め、いつも楽しくレッスンをさせていただいております。

Q.今後の目標、どんな音楽家になりたいか聞かせてください。

――私は幼い頃から歌うことがとにかく大好きで、ものごころがつく前から、母と一緒によく童謡を歌っていたそうです。4歳の時にミュージカルに出会い、研鑽を積んできました。今こうして声楽を基礎から学ぶようになったことで、更に音楽の幅が広がってきたと感じています。今後は、音楽の分野にとどまらず様々なことを学びながら、自己研鑽に励んでいきたいと思います。そして将来は、歌うことで社会貢献ができるような音楽家になりたいと思っています。