石田真惟さん(ピアノ部門小学5年生の部第1位)第49回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

石田真惟さん(ピアノ部門小学5年生の部第1位)第49回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

第49回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

石田真惟 ピアノ部門小学5年生の部 第1位

R.シューマン/幻想小曲集より 第4曲 気まぐれ 変ニ長調 Op.12-4、第5曲 夜に ヘ短調 Op.12-5

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――入賞を目指して一生懸命練習してきたので、1位になれてとても嬉しかったです。結果発表の時、最初は見間違えたかと思いました。

Q.音楽を始めたきっかけ、当コンクールに参加したきっかけを聞かせてください。

――楽器の音がきれいだなと思い、ピアノが弾けるようになりたいと思いました。門下の先輩たちがジュニアクラシックに参加していたので、自分も挑戦してみたいと思いました。

Q.レッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。

――ピアノで「歌う」ことが苦手で、特にシューマンは歌心が大切な作曲家なので、歌い方が良く分からなくて苦労しました。先生が実際に弾いて見せてくださったり、色々な言葉に言い換えて説明してくださったりしていただいたおかげで、体の使い方や音色の種類、自分がどう弾きたいかを考えるようになり、だんだん自分の表現方法ができるようになりました。それから、シューマンの和声進行が難しくて、暗譜が大変でした。本番直前まで音間違いが直らなかったので、楽譜をコピーして間違えた所を毎日書いたり、自分の音をよく聴くようにしたりして気をつけました。

Q.本番前のリラックス方法・ルーティーンを教えてください。

――お気に入りの香りのハンドクリームを塗ること。先生にレッスンしてもらった内容を復習すること。お父さんが作ってくれる「カツ」のつく料理を食べること。

Q.これからコンクールに参加する人へアドバイスをお願いします。

――以前コンクールに落ちてしまった時、先生が「コンクールは水ものだから、落ちても腐らずに続けることが大切」だと励ましてくださいました。その時は悔しかったけれど、あきらめなくて良かったと思います。

Q.全国大会が終わった今、やりたいことを教えてください(音楽以外でも構いません)。

――今まで弾いたことがない作曲家の曲にも挑戦してみたいです。

Q.今後の目標、どんな音楽家になりたいか聞かせてください。

――世界で活躍するピアニストになりたいです。それから、シューマンのように音楽に関連した記事を書いたりする文筆家にもなりたいです。

Q.あなたにとって音楽とは?

――好きなもの。美しいもの。感動するもの。