村田奏人さん(キッズの部第1位)第12回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー
- 2025.12.10
- コンクールオーディション
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第12回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー

村田奏人 キッズの部 第1位
安倍 美穂/組曲「勇者の物語」より 試練、ふるさとの歌
Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。
――まず本選のステージで演奏できたことが嬉しかったので、第1位をいただけたことには正直とても驚きました。日頃から支えてくださる先生方、そしてこのような素晴らしい演奏の場を提供してくださった主催者の皆様、審査員の先生方に心から感謝申し上げます。
Q.本選での選曲について、選曲理由、作品の聴きどころについてお聞かせください。
――安倍美穂先生作曲の、組曲「勇者の物語」は大好きなヒーローのイメージがついたことからすぐ気に入りました。特に2曲目の「試練」は戦いのシーンのイメージ、3曲目は葛藤や不安に揺れる気持ちなど、自分の性格に共感する部分も感じながら仕上げていくことができました。自身を勇者の主人公とさせてくれるような素敵な曲に出会えたことが嬉しかったです。
Q.より良い音楽、演奏のために普段から心がけていることはありますか。
――音に気持ちをのせることを意識しています。もっと引き出しを増やし、いろんな表現の音を出せたら更にピアノが楽しめると感じています。今回は曲のイメージが自分を強くしてくれたように思います。
Q.思い出のレッスンはありますか。
――2歳からのピアノレッスンではいろいろなことがありました。亀山鴻伸先生のレッスンは筋トレや集中力を高める身体表現を取り入れていただき、樋上彩加先生のレッスンでは様々な視点からイメージを音にするためのアドバイスをいただけるところが魅力的です。亀山先生と連弾することや、彩加先生に新しい曲を聴いていただくことが楽しみで練習を頑張っています。
Q.最近のマイブームは何ですか。
――科学の本を読んだり、ハノンの練習をしたりすることです。いろんなピアノを弾きに行くことも好きです。
Q.今後の意気込みをお聞かせください。
――もっと音楽の勉強をして、憧れのピアニストの方と共演したいです。今年はショパン国際ピアノコンクールを配信で拝見してとても感動したので、いつか現地に行って聴いてみたいと思いました。
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