2026年9月23日(水祝)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで「木和田秋穂ピアノリサイタル~ロマンの彩色と幻想の旅~」を開催いたします。リサイタルに向けて木和田秋穂さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
今回のリサイタルは、私にとってピアノを始めて30年という節目に開催する特別な演奏会です。
さらに、この夏にウィーン国立音楽大学のマスタークラスに参加させて頂きますので、30年間積み重ねてきた学びだけでなく、新しい経験を音楽に込め、作品の魅力を心からお伝えできるよう精一杯努めてまいります。
ご来場くださる皆さまと、心温まるひとときを共有できましたら幸いです。
演奏する曲の聴き所などを教えてください。
今年は新たに挑戦したラヴェル《亡き王女のパヴァーヌ》と、没年140年を迎えるリスト《死の舞踏》です。
《亡き王女のパヴァーヌ》は、ラヴェルの7の和音や9の和音を多用し、古典的な和声進行をあえて避けた「浮遊感」や「色彩感」のある響きを感じられます。
また、調を曖昧にする「空虚五度」も用いられているためノスタルジックな雰囲気を感じていただけると思います。
リスト《死の舞踏》は、死という存在そのものの象徴性、中世の伝承から派生した芸術表現の影響が強く感じられます。
どちらもウィーン国立音楽大学で学ばせて頂きますので、どのように仕上がるか楽しみにしていて欲しいです。
あなたにとって音楽とは何ですか。
音楽は私に挑戦する喜びを教え、努力する意味を与え、人生を豊かにしてくれるかけがえのない存在です。
これからも音楽とともに学び続け、一音一音を大切にしながら、人の心に残る演奏を届けていきたいと思います。
演奏会情報
出演者

木和田秋穂 Akiho Kiwata ピアノ
兵庫県立西宮高等学校音楽科、沖縄県立芸術大学ピアノコースを経て、同大学大学院ピアノ専修修了。第23回ピティナピアノコンペティションB級優秀賞、第2回六本木国際ピアノコンクール優秀賞、第31回ブルクハルト国際音楽コンクール奨励賞など各賞を受賞。精力的な演奏活動の傍ら、リトミックや後進の育成に携わっている。
曲目
F.ショパン:エチュード Op.25-1 《エオリアンハープ》
F.ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66(遺作)
F.リスト:死の舞踏 S.555
M.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調
C.ドビュッシー:ベルガマスク組曲より《プレリュード》、《月の光》
A.スクリャービン:悲劇的詩曲 Op.34

