【インタビュー】2025年11月9日(日)西股愛咲美&牛野円香デュオリサイタル

2025年11月9日(日)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで西股愛咲美&牛野円香デュオリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて西股さん、牛野さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
西股さん:この度はデュオリサイタルの機会を頂き、大変光栄に思っております。支えて下さっている方々に感謝し、良い音楽をお届けできるよう精一杯頑張ります。
牛野さん:聴きにきてくださった方々に楽しんでいただけますよう、心を込めて演奏いたします。歌とピアノで彩るひと時をお楽しみください♪
演奏する曲の聴き所などを教えてください。
西股さん:今回のプログラムの中で特に思い入れのある作品は、ショパンのピアノソナタ第2番です。重厚な序奏から始まり、全体は悲劇的ですが、第2楽章や第3楽章の中間部では優美な旋律が登場します。その世界観の対比にご注目頂きたいです!
牛野さん:今回のプログラムで特に思い入れのある曲は、ベッリーニ作曲「追憶」です。(この曲はチラシには掲載しておりませんが、プログラムに入れております。)この曲は、愛する人を失くした辛い過去を『追憶』している作品です。その時ほど自らの死を切に願い、そして愛おしくすら思ったことは無いと歌っています。夜の静寂の中でそっと輝いていたなめらかな旋律は、感情の変化とともにその輝きを増していきます。繊細で、どこか温かみのあるピアノ伴奏にも、是非ご注目ください。
あなたにとって音楽とは何ですか。
西股さん:私にとって音楽とは、人と人とを紡いでいくものだと思います。音楽を演奏することで、その作曲家の想いや人生に触れ合うことができます。時代を越えて「音」に託されたメッセージを繋いでいくことができ、音楽の無限の可能性に日々感動しています!
牛野さん:私にとって「音楽」は、純粋に楽しいだけのものではないです。時に楽しく、時に辛く、乗り越えるべき試練として立ちはだかる時もあれば、心に安らぎや勇気を与えてくれる時もあります。そんな「音楽」をこれからも続けていきたいです。
演奏会情報
出演者

西股愛咲美
Asami Nishimata,ピアノ
香川県出身。東京音楽大学ピアノ演奏家コース3年在学中。ピティナピアノコンペティション全国大会において、第49回Pre特級ベスト5賞、第45回F級入選。第74.76回全日本学生音楽コンクール高校の部大阪大会入選。第24回スガナミピアノコンクール金賞。第43.44回霧島国際音楽祭にてマスタークラスを受講。現在大崎結真、松本和将の各氏に師事。

牛野円香
Madoka Ushino,ソプラノ
香川県高松市出身。第36.38回香川ジュニア音楽コンクール声楽部門金賞。第22回高校生のための歌曲コンクール声楽部門奨励賞。第76回全日本学生音楽コンクール声楽部門高校の部大阪大会第3位。これまでに林里美、高橋董子の各氏に師事。高松第一高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科3年在学中。SATOの会会員。
曲目
モーツァルト:歌劇〈コジ・ファン・トゥッテ〉より 女も十五になれば
中田喜直:たんぽぽ
ハイドン:ピアノソナタ変ホ長調Hob.XVI 49 第1楽章
ベッリーニ:追憶
ショパン:ピアノソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」作曲者:曲目
他
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