2017年2月26日(日)Quelle Quartett 1st concert【インタビュー】

NO IMAGE

2017年2月26日(日)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
Quelle Quartett 1st concert が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
四人の演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。


上村由麻:ヴァイオリン
5歳からヴァイオリンを始め、ヴァイオリンを広瀬大喜、広瀬祐子、川瀬麻由美、久保良治の各氏に師事。室内楽を磯村和英、鶴園柴磯子の両氏に師事。第13回ヴェルデ音楽コンクール優秀賞。昨年、ウィーン国立音楽大学にてエリザベート・クロプフィッチのマスタークラスを修了。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、現在桐朋学園大学2年在学中。
 
瀬田ひとみ:ヴァイオリン
3歳よりヴァイオリンを始める。国立音楽大学附属高等学校を卒業。ヴァイオリンを佐藤明美、白井篤、永峰高志、室内楽を白井篤、永峰高志各氏に師事。高校在学中にトライアウトコンサートに出演。プラネット・テラユースオーケストラコンサートマスター。Plejaden Quartettメンバー。現在国立音楽大学2年。
 
内野優:ヴィオラ
第23回全日本ジュニアクラシックコンクール全国大会 弦楽器 中学生の部 入選。昨年9月から3ヶ月、リンツ音楽高校に留学。現在国立音楽大学附属高等学校3年在学中、ブルックナー大学 guest student に在籍中。これまでに山下實、重岡共子、吉野薫、Wolfram Wincor の各氏に師事。
 
二瓶日歌:チェロ
6歳からピアノ、11歳からチェロを始める。お茶の水女子大学附属高等学校を経て、現在桐朋学園大学音楽学部2年在学中。第37回霧島国際音楽祭にて堤剛氏のマスタークラスを修了。これまでに、チェロを三森未來子、菊地知也の各氏に師事。
 
 
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 
このクァルテットで演奏会をするのは初めてでとても緊張しますが、みんなで頑張ってきた成果を発揮できたらいいなと思います。(上村由麻)
 
このクァルテットで演奏会をやるのは初めてなのでわくわくする気持ちと不安が入り混じっています。頑張ります!(瀬田ひとみ)
 
このカルテットではいつもヴィオラを弾いています。ヴィオラではヴァイオリンと勝手が違うことがあり大変な時もありますが、ヴァイオリンとチェロに挟まれるという中音域では、ヴァイオリンでは学べないことも学べたりできるのはとても勉強になります。今回は、Quelle Quartett 初めてのコンサートなので頑張りたいと思います。(内野優)
 
室内楽はオーケストラやソロとは違った緊張感がありますが、今回Quelle Quartett初めてのコンサートなので精一杯楽しんで演奏したいと思います。(二瓶日歌)
 
 
 
・演奏される曲の聴きどころなどを教えてください。
 
シューベルトの曲は短調が多い中に、長調がたまに出てくるところが天国のように清澄な世界を創り出しているところが魅力的です。(上村由麻)
 
歌曲王といわれる通り、歌うような美しい旋律と調性を色彩的に使っているところがシューベルトの魅力だと思っているのでそこを楽しんで頂きたいです。(瀬田ひとみ)
 
今回の2曲は弦楽四重奏の中でも有名な曲です。皇帝は2楽章がオーストリア国家なのですか、1楽章はGott erhalte Franz den Kaiserの頭文字をとってGEFDKという旋律で始まります。それは皇帝を讃えてるのがよく分かります。死と乙女の2楽章はもともと歌曲なので歌詞があります。そのように、曲の中には作曲者の様々な工夫が見られます。それを聴いて、当時何があったのかを想像しながら聞いてもらえると違う見え方が出来るかもしれません。(内野優)
 
ロマン派の世界観を示唆しながらも、書式としては古典主義が貫かれている中で展開されるシューベルト特有の無駄のないメロディをぜひ聴いて頂きたいです。(二瓶日歌)
 
 
 
・あなたにとって音楽とは何ですか?
 
私にとって音楽とは、なくてはならないものであり、自分自身を表現できるもの、だと思います。(上村由麻)
 
絵の具みたいに自分の世界を鮮やかにも暗くも出来るもの、みんなと自分を繋げてくれるもの、です。(瀬田ひとみ)
 
私にとっての音楽とは限界が見えないものです。音楽に限界はありません。いい演奏があってもそれが限界まで達したの音楽とは限らないです。そのような限界が見えない音楽は、計り知れないもので、強大な力があると思います。例の1つとして、人の心を動かしたりする事です。そんな音楽に携わることができる私はとても幸せですし、無くてはならないものです。時には苦しい事もありますが、限界を突破出来るように日々努力出来るように頑張っています。(内野優)
 
私にとって音楽とは、ただただ楽しいものです。大学に入るまでこんなに楽器を弾いてこなかったので、大学に入ってから毎日楽しくてしょうがないです。(二瓶日歌)
 
 

 
時間: 17:30開演(17:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
出演: ヴァイオリン:上村由麻 、瀬田ひとみ 、 ヴィオラ:内野優 、 チェロ:二瓶日歌
 
プログラム:
ハイドン : 皇帝
シューベルト : 死と乙女
 
 
チケットはまだお求めいただくことが可能です。コチラらご注文下さい。