加附愛梨さん(ヴァイオリン部門中学1年生の部第1位)第49回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

加附愛梨さん(ヴァイオリン部門中学1年生の部第1位)第49回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

第49回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

加附愛梨 ヴァイオリン部門中学1年生の部 第1位

H.ヴュータン/ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ短調 Op.37 第1楽章

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――第1位という結果をいただけて大変嬉しく思います。

Q.音楽を始めたきっかけ、当コンクールに参加したきっかけを聞かせてください。

――教養の一つとして家族が勧めたようです。ソルフェージュの授業など、幼少期から楽しんでいた記憶があります。より多くの本番を経験するために、コンクールに参加することを決めました。

Q.レッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。

――夏の講習会は楽しい思い出です。レッスンを集中的に受けられますし、自然豊かな環境で練習に身が入り、普段より早く練習の成果を得られるように感じます。ヴァイオリンを学ぶ人たちとの出会いも刺激的です。

Q.本番前のリラックス方法・ルーティーンを教えてください。

――最近は「自分を俯瞰しながら」ということを目標に、一回一回の本番で演奏するようにしています。そのためには集中力が欠かせません。本番前に演奏曲と関係のないメッセージ性のある作品に触れたり、スマートフォンを触ったりしないようにしています。

Q.これからコンクールに参加する人へアドバイスをお願いします。

――どのように受けるかは自由ですが、目標は明確にしたほうが良いと思います。

Q.全国大会が終わった今、やりたいことを教えてください(音楽以外でも構いません)。

――本番で実践できたこと、できなかったことを踏まえ、曲に活かしていきたいです。

Q.今後の目標、どんな音楽家になりたいか聞かせてください。

――色々な曲に触れたいです。

Q.あなたにとって音楽とは?

――音楽は平面的なものではないと思います。深めることのできる方向は数え切れないくらいあり、どれだけ深めることができるだろうかと考えるようになりました。アインシュタインは「人間の愚かさ」と「宇宙」は無限だ、といった趣旨の言葉を残していますが、私は音楽もそうであると思います。